昨日の夕方、成田空港に着きました。夫と娘はすでに日本を満喫していて、楽しそうな写真を送って来ていました。追いかけて着いた私も、久しぶりの日本にワクワクしています。
成田空港で、JR pass (外国人や海外在住10年以上の日本人)を受け取ったのですが、係りの人は皆、英語、時には中国語で客に対応していました。そこでちょっと気づいたのが、その人たちの日本語を話す人(私たち)に対する接し方が、他の日本で受けるサービス業の方々とちょっと違うこと。
アメリカでも時々、英語で他のお客さんと接している人が日本人だとわかり、こちらが日本語で話すと急に無愛想になる人がいたりします。それと同じような印象を受けました。何はともあれ、無事取得できたのですが、けっこうモメていた人もいたので、これについてはまたあとで詳しく書きます。
せっかくJR乗り放題なので、「成田エクスプレス」に乗ってみました。私の車両に乗っていたのは、全員外国人です。中国系の人が多かったですが、なぜか皆さん英語を話していました。というか英語以外の言語はほとんどわからないので、耳に入って来なかったのかもしれません。
気になって、耳を傾けてしまったのが、後ろの家族の会話。小さいお子さん(6−7歳くらい)はずっと英語でお母さんに話していて、お母さんも英語を話しているのですが、おそらく母語話者ではありません。途中からお母さんは中国語に変わり、いろいろ話したり、多分 注意していたようですが、子供はずっと英語で答えていました。
アメリカでもよくこういう光景を目にします。親子の会話が違う言語で成り立っている、つまり親が自分の母語で話しかけても子供は生活・学習言語で答える、という現象です。バイリンガル研究の分野でいえば、1P1L理論[両親の母語が違う場合、一人の親(person)が1つの言語(language)、もう一方の親(person)が1つの言語(language)を使って子育てをするとバイリンガルになる] という70年代の古い理論を応用している人もまだいるそうです。確かにこのような環境で、バイリンガルになる人もいますが、これが効果的だと思って推奨している研究者はもういないと思います。
だからと言って、親同士が相手の母語が話せない場合は、そうならざるを得ないのですが、できるなら家族みんなが、ある程度まで両方の言語ができて、少なくとも両言語に好意的な態度を持っていれば、子供はどちらかの言語だけになってしまうということは防げるのではないか、と思っています。
そんなことを考えながら、時差ボケとたたかっている今朝の私です。
東京は寒いけど、すぐ近くに歩いて行って、暖かいコーヒーと朝ごはんが食べられるのは最高です。
これはアメリカを出る前に食べた朝食、おいしかったけど、やっぱり日本のモーニングサービスが恋しいです。
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