私は大学で言語を教えていて、言語の先生になりたい人を指導しているため、よく「言語学者」と間違われます。

言語学者=linguistは、言語を研究する人たちで、私は人間の言語発達を研究しています。

アメリカの大学で「教育学」で博士号を取る人は、主に「学校運営、行政」を目指している人(将来、学校の校長になりたい人)か大学の教育学部で教授になりたい人です。

稀にTESOLで博士号まで行こうとする人もいますが、その場合にも博士論文は「応用言語学」の分野で書く人が多いようです。

私の専門はDevelopmental Studies~bilingualism~ focus on Japanese and English(発達学、バイリンガル研究、日本語・英語バイリンガル分野)なのですが、同じ学部で同じ分野を研究した人には、未だに会ったことがありません。(もし同じ分野を研究している方がいたら、ぜひぜひご連絡ください)

私の場合、日本とアメリカ以外の学会に行ったことがないので、ヨーロッパや他の地域では、もっと研究が進んでいるのかもしれませんが、日本語か英語で書かれた論文を検索しても日本語と英語のバイリンガル研究はとても数が少ないです。

アメリカ国内のバイリンガル教育学会に行くと、90年代から2005年くらいは、ほとんどがスペイン語と英語のバイリンガル教育についての論争が中心で、最近は中国語が母国語で英語を早期から学んだバイリンガル話者の研究が多くなっています。

このように他の言語のバイリンガル発達を参考にすれば、役立つ情報も多いんだとは思いますが、やっぱり日本語と英語のバイリンガル特有の研究テーマがあるというのが私の考えで、これから数回にわけて、私がこれまで学会で発表してきたことを少しずつ書いていきたいと思います...が、大学の新学期が始まり、どこまで続けられるかわかりませんが、頑張ります!