これまで、主に「補習校」と呼ばれる海外子女が日本語で授業を受けられる学校について書きましたが、これから数回に分けて、我が子の「現地校」と呼ばれる月曜日から金曜日に通う正規の小学校選びについて書いていくつもりです。
カリフォルニア州の規定では「6歳」になった子供は学校に入らなければいけません。ほとんどの公立小学校が幼稚園(Kindergarten)を併設しているので、多くの人がKindergarten(K)も義務教育だと思っていますが、厳密にはKから入ることが義務付けられているわけではありません。Kに入るのは5歳からで、中には新学期が始まった時点では4歳の子もいるのは、学年の区切りと年齢枠の区切りが同じではないからです。
そして8〜9月の新学年時に6歳になっている子供は「学校」に入らなくてはいけませんが、幼稚園(Kindergarten)から入るか1年生に入るかは親の希望や学校側の判断で決定できます。
我が子は6歳半までモンテッソーリのプレスクールに通い、その後小学校に入りました。前にも書いたように、日本の学校制度では3月生まれで一番下になってしまうので、アメリカの学校(現地校)では、1学年下げて6歳の時点でK(kindergarten 幼稚園)に入ることにしました。
現地校を決める1年半前に日本語補習校に通い始めたことは、学校選びにとても役立ちました。
カリフォルニア州は、API (Academic Performance Index)と言うシステムがあってこのスコア(得点)がその学校の良し悪しを測る基準でした。最近はこれに代わりCalifornia School Dashboardと言うシステムが使われ始めました。
その他にも学校のレベル(ランキング)を調べられるサイトもあります。
公立小学校でも学校によって、レベルにかなりの差があるというのは、日本やアメリカの他州で教育を受けた私にとってはけっこうカルチャーショックでしたが、学校内でもクラスによって授業内容や宿題の量がまったく違うと言うのもけっこうな驚きでした。せっかくスコアが高い学校で評判が良くても、校長先生が変わると学校全体のレベルがガラッと変わってしまうこともあります。
このような状況では、インターネット上の情報よりは、実際にその学校にお子さんを行かせている保護者の生の声がとても参考になります。娘が通っていた日本語補習校にはかなり広範囲から子供たちが集まっていたので、いろいろな小学校の話を聞くことができました。ほとんどのお子さんが公立の学校に通っていて、同じ学年でもカリキュラムがまったく違うようで、お母さんたちはよく情報交換をしていました。
公立校の中には「マグネットスクール」(抽選によって学区外の生徒を受け入たり、様々な能力を持つ子供や学力の高い子を集める)や「チャータースクール」(公立校ではあるが、学校独自で予算や教育方針を決められる)があります。私立校もいわゆる「お受験」のようなものではなく「書類選考」と「親の面接」などで決まるところが大半なので、小学校入学に関しては、 マグネットやチャーターの公立校か私立に行かせたい場合は、子供が何かをするというより、運を天に任せるという方が的確な表現かもしれません。
