アメリカで子育てをしているお母さん方は「プレイデート」に頭を悩ませている方も多いんじゃないでしょうか。

プレイデートとは、「子供同士の遊び」ですが、(州によって違うけど)12-13歳ごろまで、子供だけで出かけたり、留守番ができないアメリカでは、中学生になるまで子供の遊ぶ約束も親が介入しなくてはいけません。

子供同士が休み時間に「ねえ、今日の放課後、遊べる?」「いいよ、ウチにおいでよ」なんて気軽に約束できないので、数日前、または数週間前に親に「○○ちゃんと遊びたい」と言い、親がその子の親に連絡を取り、いつ、どこで、何をして、誰(どっちの’親)が一緒にいるかを決めなくてはいけません。

ウチの子のように私立の学校に通っている場合、子供たちはかなりの広範囲から来ているので、仲良しの子の家が遠いと、平日にどちらかの家(の近く)で遊ぶというのはけっこう難しいです。それと親同士の相性とか経済格差とかいろいろと面倒なことも多いのですが、なぜかこの「プレイデート」は子供の心理的成長に役立つと信じられていて、いろいろなハウツー記事やワークショップまであります。

私と娘は学校のカウンセラーの勧めで「フレンドシッププログラム」という2ヶ月のワークショップに参加しました。これは何のことはない週1回、10組くらいの家族が集まって、親子に分かれて「子供同士の遊び方」「プレイデートのルール」などを習うものです。

このプログラムで役に立ったな〜と思うのは「電話のかけ方」

今時、電話なんてもうほとんど使わないけれど、そういえば娘はこのプログラムに参加するまで(当時8歳)一度も友達と電話で話したことがなかったことに気づきました。

電話は、直接会って話したり、スカイプなどと違い、言葉で状況を説明しながら会話を遂行していかなければいけないので、小さい子供(特に2つの言語で生活しているバイリンガルの子供)にとっては、けっこう難しいタスクです。会話が途切れると何か新しい話題を提供したり、相手の雰囲気を察して「じゃあ、そろそろ電話を切るね」というのは練習しないとうまくできないんだ、ということもわかりました。

このプログラムと私の今までの経験から学んだことは、以下のことです。

 

  1. 2−3回誘ってみて、返事が来ない、相手から誘って来ない場合は、子供に話して、あきらめさせる
  2. プレイデートはなるべく1対1で。兄弟姉妹がいる場合でもなるべく別々にする
  3. 子供同士の様子を見ていて、いつも主従関係にあるようなら、真の友人関係を築きにくい場合が多い。関係を改められないようなら、プレイデートをやめる
  4. 親のエゴ(親同士の相性、スケジュールが合いやすいなど)でプレイデートを決めない
  5. 子供が自分から「○○ちゃんと遊びたい」と言うまで親が勝手にアレンジしない

デートじゃないから、「ツンデレ」とか「かけひき」とかは必要ないけれど、やっぱりよく見極めて相手を選んであげることと、双方が安心して誘い合える相手を見つけることが成功の秘訣のように思います。

 

英語のブログはこちら