私は山育ちで

海を見るとなんかソワソワして
小さい頃から海って特別な感じだった。

海の思い出は家族との潮干狩りくらい。
大学になってビキニとか着て海にいる自分がいいと思ってたり
アメリカ来てBeachが付く住所に住んでみたり

そうしてるうちに海は別に特別でもなくなっていった。

サーフィンより山登りが好きだとわかった今は
海にあまり行かなくなった。

新婚旅行はボラボラやカリブと思ってたけど
それも叶わず

今となればどうでも良くなった。

つまり今回海沿いのホテルに来て
曇って雨が降る海に何の期待もせず
ただ、雨に濡れながら海を歩くのもいいかなと思っただけで。


海へ


曇って灰色だった空に少しの隙間から夕焼けが

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ああ。綺麗になってきた。良かった
見とれていたら

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いきなり色が変わって


7変化のように

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海は

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私の知る海ではなく

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言葉を失う景色となった

その場を離れられず



「雲がある程、空が汚い程、綺麗な夕焼けが見れる」と空を飛ぶ彼は言う

汚れている程
綺麗になれる

濁っている程
色々な色が出せる

まるで人間のようだと思った


後ろを振り返るとホテルの横に虹が出来た

雨が降ると美しい虹がでる
雨が降らないと見る事はないんだ



ホテルに戻り、後ろを振り返ると
終わって行く空も違う色を出していた

25年前にロングビーチで見た色に似ていた。
25年前より今の私が好きだ。



素敵な結婚記念日1年目でした。


ありがとう。