注)大体ノンフィクション

私の経験談です

まあこんな病院もあるのかと

肩の力を抜いて読んで下さい

 

注)本編とは関係ない

実験的な試みです

ざっくばらんなご意見を

 

注)喋り口調はフィクションです

 

男はつらいよ〜産婦人科編〜

BGM:男はつらいよ

 

わたくし生まれも育ちも日本

人呼んで

きゅーさん

と申します

 

わたくし不思議なご縁がありまして

しがない産婦人科医をやっております

 

さてさて

昨今医療業界の

男女差別が話題に

なっておりますねえ

 

どうしても人間ってのは

余裕が無くなってくると

自分と違う環境の人間

に当たっちまう性分

みたいだね

 

もうちっと良い環境を

お上が考えてくれれば

現場も余裕が生まれて

そんな事も減るんだろうが

 

どうも

お上は

これっぽっちも

そんな事考えてねえ

様で

 

まあ

お偉いさんの考えることは

難しすぎて

あっしにはわからんでさ

なんとか現場を切り盛りするしかなんだわ

 

さてさて

あっしの働く

産婦人科ってのは

医者の世界では珍しく

 

男3対女7

なんて

女が多い職場

なんです

 

あっ

もちろん教授やら

助教授なんていう

お偉い先生は抜かした数で

いわゆる下っ端の比率

ですよ

 

まあ

うちの病院は

あまりに人手がいなくて

教授と研修医で手術する

なんて事も

しばしばありやしたが・・

 

「教授!

忙しすぎて誰もいないんで

研修医と手術やっといて下さい!」

 

「えーー( ゚д゚)(教授)」

 

「しょうがないでしょ!

誰もいないんだから!

ホラホラ!

もう麻酔かかりましたって!」

 

皆さん

白い巨塔

なんて話

知ってるかと思いますが

 

実際人手が少ない産婦人科は

チャキチャキした

江戸っ子おてんば娘

みたいな女医さん達が

教授のケツを叩いて

重い腰を持ち上げさせるんで

時代も変わったもんだねえ

 

まあ

そんな

ワイワイした医局の思い出

つらつらと語ってみますわ

 

1)井戸端会議

忙しい中

医局に人が集まると

 

しょっちゅう

井戸端会議

始まりましてね

 

会議っていっても

やれ業務がつらい

いつになったら楽になるんだ

下の子の態度が悪い

誰々がやらかした

どこぞの病院はこんな事があった

・・・・

 

まあ

世間一般の

井戸端会議と一緒で

不平不満を言い合ってるだけ

なんですがね

 

おてんば娘達が揃うと

まあ内容もボリュームも中々のもんで

アクセル全開!

ってやつだ

 

そん中で

あっしが

ポツンと1人

聞き役に徹する

事が多かったんですが

 

聞き役にもコツがあって

 

ウンウン・・

世知辛れえなあ・・

まあなあ・・

 

とにかくな

否定も肯定も

しないのが肝

 

でもなあ・・

だってなあ

そうだよな!あいつったらよ

 

みたいな事言うと

燃料投下ってのか?

 

とにかく話が終わらねえから

逆効果だ

 

とにかく傾聴

 

おてんば娘達の話題は

最近の異常気象の様に

コロコロ変わるもんだから

 

そのうち楽しい話題になって

みんな揃って

ゲラゲラ笑いだすんだ

 

あんまりうるせえもんだから

「うるせえ!

廊下から笑い声が

漏れまくってんぞ!」

教授によく怒られたっけな

 

まあ、最終的に元気になるなら

井戸端会議も

決して捨てたもんじゃあ

なかったのかもな

 

こんな感じで

おてんば娘の井戸端会議に

混じったときは

傾聴する

ってのが大事だったな

 

・・・

・・・・・

 

ヨメさんと話すときは

不思議とそれが出来なくて

ケンカになっちまう

んだがなあ

 

あんたそれで

よく医者できるわね!

 

なんてよく言われたもんだ

ほんと不思議だよなあ

 

2)女医希望

あっしの職場は

ちょっと特殊なせいか

女医さんに診て欲しい

って希望が多い診療科だ

 

診察する

場所が場所だからな

まあ理解もできるけどな

 

まあ

診てる側は

あんま気にしてねえ

んだけどな

 

最近では特に

女医希望の流れは

凄くてな

 

大学病院も

例外じゃあ無かったんだ

 

悲しいもんだぜ?

 

次の方どうぞ〜

 

って

患者のおねーさんが

入ってきて

 

俺の顔見た瞬間

 

げっ・・

野郎じゃねえか・・

何で野郎がいるんだよ

 

みたいな顔する訳よ

 

そりゃ男だって

病院で働いてますがな

 

一体

俺が何したってんだよ

 

その後のパターンはお決まりで

外来診療付きの看護師さんに

ヒソヒソ

 

「あの・・・

私・・男の人はちょっと・・

女医さんが

良いんですけど・・」

 

あのなあ

いくらヒソヒソしてたって

この距離じゃあ

どうやったって聞こえんだよ

 

「おねえさん

ここは大学病院だぜ?

医者の数だって限られてるし

日々ない時間削って

男も女も仕事してるんだ

 

大体かゆみの相談くれーだったら

近くの女医さんがやってる

クリニックにいきゃー良いじゃねえか」

 

こんな事言ったら

患者のお姉さんと

一悶着するのは必死

 

結局

他の患者さんを

待たせちまう

その瞬間

 

昼メシ食う時間が

無くなっちまう事確定だ

 

腹が減っては戦は出来ぬ

 

正常な判断は下せねえし

心に余裕も持てねえ

長丁場のオペも出来やしねえ

 

後輩達にも

 

飯の時間を

きちんと確保できるのが

良い医者の条件だ

 

ってのは

口すっぱく言ってたからな

 

こう言うときは

さっきのセリフはぐっと堪えて

 

「となりのブースで

お嬢ちゃんが外来やってるので

もう少しお待ち下さいね」

 

すまねえなって思いながら

となりのお嬢ちゃんに

患者さんを受け渡す

 

ちなみにな

最初から問診票なり

事務員さんなりに

女医希望

って書いといてくれれば

流石にわざわざ診察室まで

呼んだりしねえからよ

 

まあそっちの方が

お互いの為

だと思うぜ

 

でもな

そういうのを続けてると

 

やっぱり

お嬢ちゃん達の

負担が増えちまう

 

あっし達の外来は

婦人科3つ

産科1つ

全部で4つのブースで回しててな

 

婦人科3つは

1)教授・助教授

2)中堅

3)若手

で構成されてたんだ

 

教授・助教授はほぼ

 

中堅ブースにおいらが入ると

必然的に

女医ブースは

一つになっちまう

 

やっぱり負担は

大きくてな

10人以上外来患者数が多い

なんて事もあったな

 

もちろん

内診が無い人や

どうしても時間を待てない人

なんかは

 

説明して納得してもらったて

おいらが対応して

ちょいと助けたりはしたが

やはり限界はあったな・・

 

それでまた

井戸端会議

 

「最近女医希望

めっちゃ多く無いですか??」

 

そうだなあ

 

「このままいくと

私たち外来だけで

一日終わっちゃいますよお」

 

ウンウン

そうだよなあ

おいらももうちょっと

助けてやりたいんだけどなあ

 

なんせこればっかりはなあ・・

 

ん・・

 

何だよ

 

人のこと

ジロジロ見やがって・・

 

「ああ〜

きゅーさん

女装すれば良いんじゃ

無いですかあ??」

 

はあ??

 

ああ(笑)

絶対いけますよ!

バレませんよ(笑)

 

今度やって下さい!

 

ゲラゲラ

 

できるか!あほんだら!

 

ていうかお前さん達

時代と立場が違ったら

あれだぜ

立派なセクハラだぜ

 

ゲラゲラ

 

はあ

まあ良いか

 

機嫌直ったみたいだし

 

つーか

あんまり笑ってると

また来るぜ

 

うるせえ!

廊下に声が漏れてんぞ!

(教授)

 

ほれ

ここは小学校かい

まったく

 

なんか書いてたら

結構字数食っちゃった

 

他にも一応ネタは色々あるけど

どうする?

続ける?

封印する?

 

 

 

 

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