最近スマホから見て下さる方達の事も考え
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記事トップに貼付けてみようかと考えました

アメブロのスマホページって
あんまりいじれる要素が無いんだけれど
ブログトップのページが
少し見やすくなればと思います

いつもパソコンから見ている方は
是非一度スマホからもご覧下さい


さて本題

前回はインフルエンザワクチン接種について
前半のお話をしました
http://hama-sush-jp.pro/kyusan0225/entry-11940240089.html

・インフルエンザワクチンは
 不活化ワクチンである
・防腐剤として含まれるチメロサールは
 胎児には影響は無いレベルである


ただ産院等では
防腐剤フリーのワクチンを
取り寄せている場所が多いですので

それを打てるのであれば
そちらを打っておいた方が
安心かと思います


さて、ワクチンによる
母親や胎児に影響を与える
最後の要因として

アレルギー

が挙げられます

最近アレルギーを持った方が
増えてきていますが

アレルギーとは

全ての食材・薬剤に
起こる可能性があるので

アレルギーの発症を
全て予測・予防するのは不可能です

ただ、一つ気をつけておきたい
アレルギーがあります 

4)卵アレルギー

インフルエンザワクチンを打つ際
問診票を書きますが

必ず
【卵アレルギーは無いですか?】
という一文があります


何故なら
ワクチンを作る過程
ウィルスを増やす行程で
鶏卵が使われるためです

アステラス製薬
インフルエンザのページ

http://www.astellas.com/jp/health/healthcare/influenza/preliminary02.html

そのため
卵により、命に関わる程のアレルギーを
持っている方にはワクチン接種は
強く勧められません

しかしアレルギーと一口にいっても
程度は様々ですので
蕁麻疹が少し出る程度のアレルギーで


ワクチン接種は絶対ダメ!

という訳ではありません

リスクと利益

どちらが大きいかを
きちんと理解して
打つか打たないを判断しなくてはいけません

そもそも
インフルエンザワクチンの利益とは
一体なんでしょうか?

(特に妊婦さんにとって)


まずは当然


5)感染予防と重症化防止

結構誤解している方が多いのですが
私達の体は普段
大量のばい菌に晒されています

鼻、消化器、皮膚、肛門、膣

周りにはうじゃうじゃ
細菌やカビ、ウィルスがいます

しかし
ばい菌が体内に入ったからといって
即感染という訳ではありません


ばい菌が体の免疫に打ち勝ち
体内で増殖して悪影響を及ぼすことで



初めて感染・感染症の成立



となります



前回記事で説明した通り


ワクチンはインフルエンザに対する
設計図を作ります

またワクチン接種後は
設計図から作られた抗体が
一定量血液内に存在するため

ばい菌が体内で侵入しても
増殖する前に叩いてくれれば
感染防止となります


しかしワクチンを打ったからといって
それ以上のスピードで
ウィルスが増殖してしまえば
感染は成立するわけで
完全に予防出来る訳ではありません


じゃあワクチンなんて意味無いジャン



と思いますが


違います!


ワクチンの最も重要な作用は

治癒期間の短縮と
重症化の予防です


感染症の感染・治癒の一般的なフローは

ばい菌侵入→増殖→体内で設計図作成→抗体生成
→ばい菌撃退→治癒

ですが、
ワクチンを打っていると
設計図作成のステップが無くなりますので

治癒までのスピードが
劇的に早まります

インフルエンザ自体は
1~2週間で自然に治癒しますが

ワクチンによって
治癒期間が短くなります



さらに大きな事実があって


6)妊婦はインフルエンザが重症化しやすい

事があげられます

インフルエンザ流行中に
心肺機能が悪化し入院する
相対的リスクは産後と比較して

14-20週
1.4倍


27-31週
2.6倍


37-42週
4.7倍

と週数が進むにつれ
重症化するリスクが大きくなると言われています

そのため
妊娠期間中は、重症化を予防するというのが
通常よりも大きな利益を得る事ができる
と考えられています

これらの結果から
現在日本のガイドラインでは

妊娠中の全期間において
希望する妊婦にはインフルエンザワクチンを
投与した方が良い


という指針になっています
(ただガイドラインは
絶対に打ちなさいという立場では言及していないので
病院によって14週以降とか
16週以降とか、週数の制限を設けている場所もあります)

さて
もう一つインフルエンザワクチン投与によって
得られる興味深い利益があります

7)ワクチン接種は出生後の胎児の感染を
  予防する

これもガイドラインに記載されているのですが

インフルエンザワクチンを
妊娠後期(第三半期と呼びます)に
投与した妊婦からの児は
非投与の妊婦からの児に比べ
生後6ヶ月目までのインフルエンザ罹患率は
約63%減少する


という結果が得られました

抗体にも色々種類があって
感染やワクチンを使うと
最初に大きな抗体(IgMと言います)が出来て
その後小さな抗体(IgGと言います)が作られます

このIgGは、胎盤を通過出来るため
赤ちゃんの体内に抗体が存在する状態に
なるのだと思います

日本では生後6ヶ月の乳児から
インフルエンザ予防接種が打てるので

それまでの感染防御の観点からも
妊娠中のワクチン接種は
利益があると言えます

さて、
前回からインフルエンザワクチンについて
解説をしてきましたが

あくまでも
インフルエンザワクチンは
任意接種ですので

御自分で
損と得をきっちり判断して
接種するかどうか決めて下さいね


まとめ

・インフルエンザワクチンは不活化ワクチン
・防腐剤は影響の無い範囲と定義されている
・防腐剤無しのワクチンもある
・卵アレルギー強い人は注意する
・妊婦はインフルエンザが重症化し易い
・ワクチンには感染予防・重症化予防・
 新生児の感染予防効果がある



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