お久しぶりです。
ブログ再開を決意したものの
全く更新せず・・・
申し訳ないです。
今日は『産後調理院』について一言・・・
某女優さんが利用したとのことで、
連日テレビで報道されていますが・・
自分からすると
今まで聞いた事の無い様な施設だし、
調理院の利点を延々報道しているけど・・
『何がいいのか全く分からない』
どころか、はっきり言って不快(;一_一)
仮に最先端の産後ケアを行っているとしても
わざわざお産前の時期に、飛行機や船で
移動して、言葉も分からない場所で
お産するなんて
正直言って全く意味が分からない・・
そもそも、韓国のお産事情を理解して
選択しているのでしょうか??
最近日本では、
どうしても自然出産をしたいとか
帝王切開を選択するのは、医者がリスクを避けたいから
とかいう意見が、一部で増えてきて
帝王切開が敵視されている様な気がしますが・・
韓国の帝王切開率は30~50%と
日本の2~3倍もあるんです。
(ちなみに中国も・・・)
一時期、世界的に帝王切開を
選択しやすい様なガイドラインが作成されていましたが
現在では安易な帝王切開選択はしませんし
術後リスクについてかなり慎重な議論がされているんです。
特に産後や術後は、なるべく早く体を動かす
というのは、世界的にも常識になっています。
調理院の方針である、産後2週間は体を休める
という考えは完全に古い考えなんですけどね(^_^;)
もちろん、お産自体のリスクもしっかり把握してほしい。
妊産婦死亡率(お産によってお母さんが死亡する確率)
周産期死亡率(妊娠22週~産後1週で赤ちゃんが亡くなってしまう確率)
共に日本の数倍高いのです。
さらに、分娩に伴う後遺症等は
上の数字には入っていないので、
かなりの差が開くと思います。
某女優さんには
自分自身のリスクだけでなく
赤ちゃんに多大なリスクを負わせてまで
わざわざ海外で出産したいですか?
と問いたい・・
そもそも日本の人口あたりの産科医師数は世界的にも
稀に見る少なさにも関わらず(忙しいという事)
周産期死亡率や妊産婦死亡率は
世界トップクラスの低さなのです
(産科医療レベルが凄く高いという事)。
私達産科医は、
高いレベルの産科医療を提供しているという自負があるから
日常業務がものすごく忙しいですが、なんとか頑張っているのです。
その中で、こんな報道されてはね(;一_一)
さらにかかる費用も
2週間で10万円と言われていますが
嘘っぽい臭いがぷんぷん・・
移動代金、出産前後の宿泊費(調理院以外の)
出産前後にトラブルがあった場合
(帝王切開、赤ちゃんの治療代、産後母体トラブルetc)
全く計算していないと思われます。
日本では、保険診療制度というものがあり
手術費用はどの病院でも同じです。
帝王切開は大体22万円くらい・・
(実際に本人が払う料金はその3割です)
もちろん日本では、帝王切開が選択されると
保険診療に切り替わるので、
例え手術をしたとしても、
自然分娩した場合と、トータルでかかる金額は
ほとんど変わりありません。
しかし、外国では保険がききませんので
病院の言い値となります。
しかも全額自費負担・・
良心的な病院ならばまだ良いですが、
ボッタくられる可能性も十分にあるのでは無いでしょうか?
整形手術と一緒ですね^_^;
テレビではこういった負の部分も
しっかり報道してほしいものです・・
そもそも、海外の方達って
日本の産科環境の事を
ものすごく羨んでいるんですよ。
知人の中国の留学生は
日本の妊婦管理は非常にしっかりしている
中国に帰ると、妊婦はいまだに沢山食べる風習があって
妊娠から出産まで20Kgくらい太らされるし
お産環境も、日本の方が断然いいから
本当は日本で出産したい。
と言ってましたし、
フィリピンの知人は
例え妊娠中に出血しても、病院にはかからない。
なぜなら、医者はおらず看護師の診察になり
超音波検査を希望したら、かなり高額になるので
払う事が出来ないから・・
と言っていました。
日本では、常時医師がいて
超音波検査もタダ同然でできる
と彼女に話したら、かなり驚いていました・・
そんな環境が当たり前になると
奇抜な事がしたくなるのでしょうかね^_^;
色々考えて、選択したのであれば
勝手に海外の施設を利用すれば良いと思いますが
無責任に他人にオススメしないでほしい
とニュースを見るたびに感じます。
今日は愚痴の多い記事になりました^_^;
ではまた
ブログ再開を決意したものの
全く更新せず・・・
申し訳ないです。
今日は『産後調理院』について一言・・・
某女優さんが利用したとのことで、
連日テレビで報道されていますが・・
自分からすると
今まで聞いた事の無い様な施設だし、
調理院の利点を延々報道しているけど・・
『何がいいのか全く分からない』
どころか、はっきり言って不快(;一_一)
仮に最先端の産後ケアを行っているとしても
わざわざお産前の時期に、飛行機や船で
移動して、言葉も分からない場所で
お産するなんて
正直言って全く意味が分からない・・
そもそも、韓国のお産事情を理解して
選択しているのでしょうか??
最近日本では、
どうしても自然出産をしたいとか
帝王切開を選択するのは、医者がリスクを避けたいから
とかいう意見が、一部で増えてきて
帝王切開が敵視されている様な気がしますが・・
韓国の帝王切開率は30~50%と
日本の2~3倍もあるんです。
(ちなみに中国も・・・)
一時期、世界的に帝王切開を
選択しやすい様なガイドラインが作成されていましたが
現在では安易な帝王切開選択はしませんし
術後リスクについてかなり慎重な議論がされているんです。
特に産後や術後は、なるべく早く体を動かす
というのは、世界的にも常識になっています。
調理院の方針である、産後2週間は体を休める
という考えは完全に古い考えなんですけどね(^_^;)
もちろん、お産自体のリスクもしっかり把握してほしい。
妊産婦死亡率(お産によってお母さんが死亡する確率)
周産期死亡率(妊娠22週~産後1週で赤ちゃんが亡くなってしまう確率)
共に日本の数倍高いのです。
さらに、分娩に伴う後遺症等は
上の数字には入っていないので、
かなりの差が開くと思います。
某女優さんには
自分自身のリスクだけでなく
赤ちゃんに多大なリスクを負わせてまで
わざわざ海外で出産したいですか?
と問いたい・・
そもそも日本の人口あたりの産科医師数は世界的にも
稀に見る少なさにも関わらず(忙しいという事)
周産期死亡率や妊産婦死亡率は
世界トップクラスの低さなのです
(産科医療レベルが凄く高いという事)。
私達産科医は、
高いレベルの産科医療を提供しているという自負があるから
日常業務がものすごく忙しいですが、なんとか頑張っているのです。
その中で、こんな報道されてはね(;一_一)
さらにかかる費用も
2週間で10万円と言われていますが
嘘っぽい臭いがぷんぷん・・
移動代金、出産前後の宿泊費(調理院以外の)
出産前後にトラブルがあった場合
(帝王切開、赤ちゃんの治療代、産後母体トラブルetc)
全く計算していないと思われます。
日本では、保険診療制度というものがあり
手術費用はどの病院でも同じです。
帝王切開は大体22万円くらい・・
(実際に本人が払う料金はその3割です)
もちろん日本では、帝王切開が選択されると
保険診療に切り替わるので、
例え手術をしたとしても、
自然分娩した場合と、トータルでかかる金額は
ほとんど変わりありません。
しかし、外国では保険がききませんので
病院の言い値となります。
しかも全額自費負担・・
良心的な病院ならばまだ良いですが、
ボッタくられる可能性も十分にあるのでは無いでしょうか?
整形手術と一緒ですね^_^;
テレビではこういった負の部分も
しっかり報道してほしいものです・・
そもそも、海外の方達って
日本の産科環境の事を
ものすごく羨んでいるんですよ。
知人の中国の留学生は
日本の妊婦管理は非常にしっかりしている
中国に帰ると、妊婦はいまだに沢山食べる風習があって
妊娠から出産まで20Kgくらい太らされるし
お産環境も、日本の方が断然いいから
本当は日本で出産したい。
と言ってましたし、
フィリピンの知人は
例え妊娠中に出血しても、病院にはかからない。
なぜなら、医者はおらず看護師の診察になり
超音波検査を希望したら、かなり高額になるので
払う事が出来ないから・・
と言っていました。
日本では、常時医師がいて
超音波検査もタダ同然でできる
と彼女に話したら、かなり驚いていました・・
そんな環境が当たり前になると
奇抜な事がしたくなるのでしょうかね^_^;
色々考えて、選択したのであれば
勝手に海外の施設を利用すれば良いと思いますが
無責任に他人にオススメしないでほしい
とニュースを見るたびに感じます。
今日は愚痴の多い記事になりました^_^;
ではまた