『風邪薬を飲んだから風邪が治った』
『鎮痛薬飲んだのに生理痛が再発した』
こんな会話はちょっと違うんです。
治療をするときは対症療法と根本療法の違いを
理解する必要があります。
対症療法とは症状を抑えるための治療。
根本療法は原因を排除するための治療です。
例えば風邪薬の場合ほとんどが対症療法です。
熱が出たら解熱剤
痰がでたら去痰剤
咳が酷ければ咳止め
みたいな感じです。
また抗生剤(細菌をやっつける薬)を飲んで風邪がよくなったという人がいますが
風邪の原因はウィルスがほとんどなので実は治療として成り立っていないんですね。
では風邪に対しての根本的な治療はなんなのか?
ウィルスと戦っているのは体の中の血液なのです。
痰や鼻水等は全てウィルスを体から排除する
もしくは排除した結果でるものなのです。
風邪に対する根本的な治療は
身体の元気を上げる事なんです。
外出しない→新しいウィルスを防ぐ
ゆっくり休む→体力をウィルスを排除する事に専念させる
食事→消化しやすい物を食べて体内エネルギーを増やす
つまり昔からお母さんやお婆ちゃんに言われていることが
根本的治療なんですね。
ただ原因の菌やウィルスがわかっている場合
(インフルエンザ、クラミジア、結核等)
原因そのものに対する薬も沢山存在しますので
この場合は抗生剤、抗ウィルス剤も根本治療となります。
今までの記事で原因→症状を理解することを強調してきましたが
理解できていれば対症療法、根本療法が区別できるはずです。
前回例にだしたプロスタグランジンが原因の生理痛で説明しますね。
プロスタグランジン分解による痛みをブロックする
鎮痛剤(対症療法)
プロスタグランジンそのものを減少させる
原料を減らす
→脂肪摂取を減少(根本療法)
子宮内膜を減らす
→ピル(対症療法)
子宮筋腫がある場合
→手術(根本療法)
卵巣嚢腫(子宮内膜症)がある場合
→手術(根本療法)
→ピル(対症療法)
プロスタグランジン排出を促進する
→子宮頸部(出口)の拡張→妊娠出産(根本療法)
→血流改善→食生活
→骨盤ストレッチ(根本療法)
こんなにたくさんの方法があります
また原理が全く異なることが分かると思います。
この中から自分の症状にあった方法を選択していくことが必要ですね。
現代医学は対症療法が多いのが実際ですが、
しっかり病状を把握し必要な治療を受けること。
加えて自分自身で日常生活の改善により
身体を健康にすることがとても大事なんです。
次回から生理痛を中心に記事を載せていきます
復習です
-情報検索のコツその1
-その2
-その3
