というほど大げさなものでもないんだけど。

私は、波瑠ちゃんから受ける
サッパリした感じ、けっこう好きです。

それはそれとして
このドラマを見始めた時から
これはちょっと
波瑠ちゃんに可哀想かな~
という感じがしていました。

ご本人も序盤の番宣で
美咲がつかめない
と言ってらしたかと思うのですが
美咲はKYだのなんだのと言われ、
(どちらかというと舞子タイプが多いように思われる
包容力のあるサトシックさんの間では特に)
理解しがたい言動が多かった。

しかも、零治に劣らぬ葛藤があるはずの
美咲の内面を描く場面が少なすぎる。

私も美咲のKYぶりを認めるような記事を
先日書いたばかりなんですが……


それは、まずドラマの枠組みとして
恋愛音痴な男性が主役であって
しかも、そこが笑いの種となる物語の中で、
なによりも美咲自身が
恋の成就を阻む「障害」でなくてはならなかったから。
舞子のように察しのいい女性だったら、
この恋は3話目くらいで成就したかもしれないでしょ?

普通のラブストーリーなら
女性視聴者がヒロインの心情に共感することで
人気を博すところなのにそれが許されない。
零治の恋を阻むとんでもないKY女で
いなくてはならなかったからです。


そういう構図をずっと感じながら、
でも、そうとはっきり言えずにきたのは
その感触が、波瑠ちゃんの本来の個性や
それに基づく演技の特徴によるのかも
と思っていたからです。

でも、9話を見直す途中で
それは違うかも、と思いました。

9話ラストのだいじな場面を
たまたま用事をしながら
声だけ聴くことになって気づいたんだけど
波瑠ちゃんの微妙な声の演技が
すごくよかったんですよ。

最初の
「何がちがうんですか」はかたい。
(ほとんど許すつもりで後を追ってきたのに
スウィンギーちゃんの動きを見て
えっ?! ゛(`ヘ´#) っとなったからかしら ^^;)
でも、だんだん話していった末に
夢は君にそっくり、と言われて
「クビアカトラカミキリとどっちが似てますか?」
と問うた声は
照れを隠し切れない可愛らしさと
甘えたい気持ちをうまく伝える柔らかさを
含んでいるように聞こえました。
この時に
零治の抱擁を受け入れる準備はできていた。
きっと零治もこの声に背中を押された。


そう見てくると、
いい場面だったんだな~
と改めて思います。



……でも、私は
大野智の本気の抱擁も見たかったかな。
あのハグは、演技として
つまり、零治としては100点満点だったし
お母さんとしての立場では
よかったわね~(゚ーÅ)と思ったけれど
大野智の変態ファン←(^_^;)的には
ちょっとだけ不満も残る。
どうせなら、
あの妖艶な両手で
すっぽり背中を包み込むような
情熱的な抱擁が見たかったな。
零治には無理なの。
ええ、それはわかってるんですけどね……( p_q)


話はそれましたが……(コホン)


それでね、そんな具合だから
このドラマ
誰よりも、演じる波瑠ちゃん自身が
美咲を理解しきれず
悩んだり苦しんだりしてきたんじゃないかな
と思ったんです。

だから、朝ドラ後、初の民放のヒロインで
このような役を与えられたことは
なかなかの試練だったと思い、
でも、個人的には
波瑠ちゃんがヒロインでよかったと思うので
彼女へのエールのつもりで
わざわざ記事にしてみたのでした。