くすっと子育て野口勢津子です
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昨日の続きです。
小学校に入学して
集団登校に間に合わせるために
毎朝脅かすように
大声で追い立てる私。
逃げ出すように出ていく息子。
玄関を出たあとは
観念して登校しているだろうと
すっかり信じ込んでいましたが・・・
入学して数週間した頃、
同じ集団登校の
6年生のお子さんのママに
呼び止められて
思いもよらない事を
聞かされました。
「野口さん、
入学した次の日から
お子さん、朝の登校に来てないけど、
風邪にしては長すぎるし、
お休みの連絡ももらってないから、
どうしたのかな、と思って」
・・・
・・・
誰の事を言っているの・・・・???
え・・・・?
集団登校に
息子が行っていない???
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事態を飲み込むのに
時間が掛かってしまったのですが
どうやら、息子は
入学した次の日から
集団登校に参加していなかった
ようです
では、
息子は
毎朝、集合時間に家を出たあと、
どこに行っているの???
そんな疑問が
グルグルと頭を巡っていたら
今度は
ものすごいタイミングで
幼稚園から付き合いのある
ママ友から電話が。
「あ、野口さん、元気?
今日さ、朝早く
子どもの忘れ物を届けようと思って
学校に行こうとしたら
途中の公園に
おたくの息子さんが
ランドセルしょったまま
座っているからさー、
『どうしたの?
具合でも悪くなったの?』
って聞いたら、
ダーって走って
学校の方へ行っちゃったんだよね。
もしかして
具合悪いのかもしれないから
連絡しておこうと思ってー」
・・・そうなんです。
息子はどうやら
通学路の途中にある公園で
時間をつぶしていたようです。
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幼稚園の先生に言われた通り
「ビシビシ」厳しくやってたのに・・・
息子の訴えに耳を貸さない事で
問題解決に向かっていたのではなく、
息子は
「家に居場所がない」ために
公園で時間をつぶさなければいけないほど
追い込まれていたとは・・・。
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そう思えれば
良かったのですが、
当時の私は
息子に
「裏切られた」
と。
ショックと怒りで
クラクラしていました。
・・・・・
それにしても、
こんなに何日も経っているのに
なんで
学校は連絡してくれないのだろう?
・・・・
そうか、
集団登校には参加していなくても
学校には遅刻せずに
行っているかもしれない。
私は担任に
連絡してみることに。
すると、
担任の先生は
のんびりと、
且つ穏やかな声で
「お母さん、連絡ありがとうございます。
確かに息子さんは
今日までほぼ毎日
少し遅刻して学校に来ているんです。
お母さんからは
特に遅刻の連絡も入っていないし、
息子さんも
学校に着いたあとも
ほとんどを
保健室で過ごしているので
どうしたのかな、と
気になっていたんですよ。
私からも
電話をしようと思っていたのです」
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またまた
衝撃の事実が出てきました。
登校どころか
息子は教室におらず
保健室に入りびたりだったなんて・・・・。
『しつけが出来ない親』だって
また怒られる・・・
幼稚園の頃の
先生の言葉が頭の中で
再びもたげてきました
ところが
担任の先生は
「お母さん。
お子さんはよく保健室で
『学校は何が起こるか分からないので怖い』
と言って泣いています。
私にはそれが
学校に行きたくない言い訳ではなくて
本当に怖がっているように
思えるんです。
お母さん、
息子さんが
学校が怖くならないように
どうしたらいいか
一緒に考えていきましょう」
と、一貫して
のんびり且つ
穏やかな口調のまま
そう言ってくれました。
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そうなんです。
私もどうしたらいいか
困っていたのに。
「お母さんのせい」
「しつけがなってない」
子どもの問題行動は
いつもお母さんが犯人扱い。
苦しかった子育ての重圧を
「どうしたらいいか、
一緒に
考えましょう」
と立場を一緒に
考えてくれる人が。
味方がいる。
それだけで
私はどれだけ救われたか。
私の凍り付いた鬼の心に
じんわりと雪解けの木漏れ日が
差し込みました。
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「息子さんは
『ママと一緒なら登校できる』
とおっしゃっていますので
お母さん、
朝の忙しい時間大変ですが
一緒に学校に
登校できますか?」
と先生から連絡をもらって
次の日から
私は息子と一緒に登校することに
しました。
あんなに毎朝
登校バトルを繰り広げていたのが
ウソのよう。
「やった!
ママ、一緒に行ってくれるの?」
息子は笑顔で
身支度をサクサク進めています。
集団登校の最後尾。
たくさんの小学生に交じって
登校する私と息子。
「なんでおばちゃんも
集団登校にいるの???」
子どもは
目についた違和感は
臆することなく疑問をぶつけてきます
恥ずかしい。
情けない。
なんて返事をしていいか
しどろもどろの私を尻目に
「いいでしょぉ~♪
ママと一緒に学校にいけるんだよ!」
と恥ずかしいどころが
鼻高々の息子。
そうだったのだ。
私の中で
「恥ずかしい事」
「小学生なら出来て当然と
決めつけてた事」
それは
息子のそれとは違うのだ。
ただそれだけ。
周りの目を気にしていたのは私自身。
そんな気づきに
浸りながら登校を続けて数日。
ある日の朝、
小学校の玄関口。
下駄箱の前で
ある光景を目にしたのです
つづく。
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