つづきです。
しばらくすると、M君は奇跡的に本当に復活しました。
「帰ってきたよ~、だたいま。仕事も復帰した。」
「おかえり。」と笑顔で返したけど、絶望的な闘病生活だったそうです。
連絡をもらった時は本当に嬉しかったけど、「M君なら復活は当然」という思いもあった。
本当にM君、がんばった!
そして、M君は延期になった東京オリンピックも観ることが出来ました。
その後、M君はものすごい勢いで仕事をしているように見えた。
あまり無理しないで、と伝えたが、仕事が出来る環境がとにかく嬉しくて仕方がないようだった。
この頃、M君はSNSを立ち上げて、自分の経験などを発信し始めました。
すごい反響を受けている様子でした。
M君の「生きる姿」を見せてくれた。
生死をさまよったM君だからこその発信です。
・命の最期を意識して生きること
・あなたは「今」を悔いなく生きていますか?
・「いつでも出来ること」は「今しか出来ないこと」
ほんの一文ですが。
こうしてM君はまたまた新たに事業を拡大していったようです。
ところが、今年の春ごろからまた体調を崩したとの連絡を受けました。
私は連絡を受けても「M君なら大丈夫っしょ」ぐらいにしか思わず。
しかし、あんなにレスポンスが早かったM君からのメッセージがこなくなってしまいました。
既読にもなりません。
そして、「今までありがとう。家族のことをこれからもよろしく。さようなら。」と私にメッセージがきました。
返事を書きましたが、未だに既読になりません。
このメッセージを読んだとき、私は「現実を受け入れないといけない」と思いました。
その2日後、M君は旅立ちました。
最期、私に力を振り絞ってメッセージをくれたのだと思います。
それからM君に何度も言われたことです。
「がん検診を受けなさい」
早期発見できれば、治るのだから。
お願いだからみなさん、がん検診は定期的に受けましょう。
M君、ありがとう。
いつも温かく見守ってくれてありがとう。
少し先に天国に行っちゃったけど、また会おうね。
また一緒に自転車でカフェ行って、お茶しようね。
次、会った時は私、もっともっと成長しているから。
「くるみちゃんの凄さは突破力と爆発力」と言ってくれたこと、今でもモチベーションになってる。
決断の速さとか、人を大切にすること、教えてもらった。
優しいけど厳しさもあって、まっすぐで、でもお茶目でキュートだったM君。
友だちになってくれてありがとう。
ありがとう。
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