【家族OSアプデ】人間関係の「なぜいつもこうなる・・・」〜OSの初期設定なだけかもしれません | 頭で悩むより、神経系から整える。人と心がもっと愛おしくなる話

頭で悩むより、神経系から整える。人と心がもっと愛おしくなる話

人が前に進めないとき、身体と神経系では何が起きているのか?東京藝大卒・元ソニーミュージックディレクターの皆川公美子が、独自の「BMS(心身相関)」視点で人の心と感性の世界をマニアックに紐解く探求ブログです。

・国家資格キャリアコンサルタント・Gallup認定ストレングスコーチ

・TRE(トラウマ&テンション・リリース・エクササイズ)国際認定アドバンスプロバイダー

・自我状態セラピー(パーツ心理学)セラピスト 

 

可能性を束縛するライフブロック(生きづらさ)から解き放つ

皆川公美子です。

これまでにのべ7,800名ほどの方に伴走させていただきました。


そのなかで

閉塞感しかなかった生きづらさの感覚から解き放たれ

人間関係や
仕事の成果において


「完璧じゃないかもだけど、ラクにすすめる」
「やりたいことをやりたいって表現できて、推し進める自分に驚いた」
「周りとの人間関係がかわり、思ったより世界へ優しいって知った」
「自分が好き」という感覚がわかった

など

世界の見え方が変わったという報告を
たくさんいただいてきました♡


意識(言葉)の領域からのアプローチと
身体感覚からのアプローチが両方あると

クライアントさんの変化をパワフルにサポートすることができます。

 

 

以下は意識の方向からのアプローチの基本的なところの話です。
でも「いけないところ」「欠けているところ」へのアプローチだと
どうぞ捉えないでいただきたいんです。

これはわたしたち人間が

自分の命を守り、生きたい!と身体を保全する防衛のメカニズムに

根っこがあります。

なんと美しい人間の生きる力!という気持ちでお読みいただければ幸いです。
 

 

 家族OSの初期設定、今の人間関係に影響してない?

 

私たちの人間関係のクセやパターンは、実は子どもの頃に「家族OS」としてインストールされたものかもしれません。

たとえば…

  • なぜか毎回、同じようなタイプの人とぶつかる
     

  • 人に頼るのが苦手で、全部自分で抱え込んでしまう
     

  • 恋愛では尽くしすぎてしまう or 逆に距離をとりすぎる
     

  • 上司やパートナーに親と似た反応をしてしまう
    (こわい上司だとビクビクしていたら父へのパターンだとあとで理解したなど)

 
これはだいたいの場合「その人の性格だから・・・」と捉えられていることが多いですが、
セッションやコースでそれがなくなった人がたくさんいるので、
その人の性格ではない、と捉えるほうが公平です。

 
 

こうした人間関係の特徴は、生まれつきのものではなく、
幼少期の家族との関係の中で無意識のうちに形成された「デフォルト設定」 が影響している可能性があります。

 

 

 家族OSとは?

 

「家族OS」とは、私たちが幼少期に家族との関係性の中で学んだ「人間関係の基本ルール」のようなものです。

 

コンピューターのOS(オペレーティングシステム)が基本的な動作を決めるように、
家族OSは「人とどう関わるか」の基礎となるプログラム になります。

 

 

たとえば、こんな家族OSがあります。

  • 「人は信用できない」OS
    → 幼少期に親の気分がコロコロ変わり、予測できなかった → 大人になっても人を信用するのが怖い
     

  • 「私は役に立たないと愛されない」OS
    → 幼少期に「いい子にしてないと認められない」と感じた → 仕事や恋愛で必要以上に頑張りすぎる
     成績がいいことで自分が優秀であると認められることが「愛されること」とイコールだと誤解した

    このパターン!多い!!日本人あるある!
    がんばらなくたってあなたが大事❤️と親に言って欲しかった!ですよね。



     

  • 「人に頼るのは迷惑をかけること」OS
    → 幼少期に「自分のことは自分でしなさい」と言われた → 大人になっても助けを求めるのが苦手

    人に迷惑をかけちゃいけない症候群、日本人には古来からこの思い込みありますよね。
    もらった恩はすぐに返さなきゃという刷り込みがあるかもです。
    (プレゼントもらうとすぐにお返ししすぎな人いませんか?)

     

  • 「争いは絶対に避けるべき」OS
    → 家の中で怒りを出すのがタブーだった → 不満があっても言えず、人間関係がしんどくなる

    怒りを身体から出せない人が多い。怒り自体を最悪視している人も多いのですが、
    怒りは交感神経状態になって自分を守るための大切なメカニズムです。
    人にぶつけるとややこしいけれど、自分の身体から発散することが健康的。

     

このように、私たちは知らず知らずのうちに、家族OSのプログラム通りに人間関係を築いている のです。

 

 

 

 家族OSが今の人間関係にどう影響するのか?

 

家族OSの初期設定は、そのまま大人になってからの「人間関係OS」になっています。

特にHSPの人は共感力が高いため、この影響を強く受けやすい傾向があります。
 

たとえば…
✅ 職場での振る舞い:「上司に意見を言えない」「仕事を抱え込みすぎる」
 ✅ 恋愛のパターン:「好きな人に合わせすぎる」「逆に距離をとりすぎる」
 ✅ 友人関係:「人にNOが言えず、疲れてしまう」「孤立しがち」

でも、ここでお伝えしたいのは


今持っている 「家族OSはアップデートできる」 ということ。

 

 

 家族OSはアップデートできる!

 

家族OSの初期設定が今の自分に合わないなら、アップデートすればいいのです。
でもアップデートしなきゃしなきゃと頭で考えてもできないのが
ややこしやです。
感情と身体の関係を扱える、ボトムアップの手法も使えるセラピストにあたらないとできないことでもあります。

まずは、気づきを使うのです。

自分を悪者として
または「まだダメなのか〜」などと減点処理をするのではなくて

 

💡 家族OSアップデートのステップ

① OSの自動処理に気づく

例えばいつも同僚にマウントとられているな、と気づいて
自分が服従的な態度(思っていないのに相手をほめてアゲたり)


「これはいつものパターンよね…」と思考・行動パターンに気づく

 

② OSのアップデートを決める
「本当にこのルールは今の私に合っているのか?」
「人生の午後よ、わたしはもう親元で自由にできない子どもじゃない」
「なんだか違和感がある、もう次へのステップかな」と問い直す

 

③ 体と心を調整する
思考だけでは変えられないパターンは、ボディワークや神経系の調整で書き換えていくことができます。

例えば…思考だと

  • 「わたしがやらなきゃ迷惑がかかる(人に頼ってはいけない)」→「適切に頼るのは信頼の証」 に変える
     

  • 「長女キャラにありがち(私は役に立たないと愛されないという思い)」→「私はただ存在するだけで価値がある」 に書き換える

     

こうして、自分のOSを自分仕様にカスタマイズすることで、より楽に、自分らしく生きることができるようになるのです!

 

ただ、頭でこうしようこうしよう!と決めても
なかなか自分の感情はかわりませんよね。

そこでセッションを使うのです。
セッションではセラピストが問いを投げかけていくことによって
クライアントは問いに答えていくことによって

自分のなかの「親にわかってもらえなくて悲しくて泣いている子」が育っていったり  →実際に起こります

「嫌だと言ったら誰も自分にちかづかなくなる」と思う想い自体が沸かなくなって、しれっと断れるようになったり
 →実際に起こります


境界を引く、と思考でやろうとしていたことは
家族OSをしっかりみてあげると消えていったりするのです。
 


 

 まとめ:「あなたの家族OS、今の人間関係に影響してない?」

 

 

人間関係でいつも悩むポイントがあるなら、それはもしかしたら「家族OSの初期設定」が影響しているのかもしれません。

でも、家族OSは「変えられないもの」ではなく、「アップデートできるもの」 です。

まずは、「自分の家族OSってどんな設定になってる?」と気づくことから始めてみませんか?

 

これは対人支援者自身が
自分のパターン(パターンがない、という人はいません)
に気づくことも大事だし

その結果、クライアントさんと一緒にクライアントさんのパターンを探求していくことも
すごいことが起こる前兆になります。

 

その方法は「ダメなところを治すのではなくて
その方法で生き抜いた自分をハグすること」からはじまります。

 

 

 

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