このHSP/HSC理論はアーロン博士によって1996年に提唱された理論ですが
そのおおもとの本は『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』です。
忙しい方のために、
大切なところだけ抜き出し、まずは全体を俯瞰することを目的として
連載を組んでみます。
highly sensitive personは神経系の特徴であるため
パッと見てわかる外見や行動などの特徴から一歩進んで
身近な人を「観察」し、「理解」していくものです。
HSPを理解するためのシンプルな疑問に対し、アーロン博士はどう言っているのか?を記します。
ピンクの文字はわたしのコメントです。
わたしはHSP?という方はHSPセルフチェックテストをどうぞ
https://kanseikids.com/wp/wp/wp-content/uploads/2018/05/HSPcheck-1.pdf
(アーロン博士のチームに許諾をいただいています)
HSP理論は1996年に発表されたものですが、HSC(子どもの理論)をアーロン博士が出版したのは2002年。
日本版が出版されたのは2015年になってからのことです。
そちらには新しい研究成果が付与されていますので、最新の学説としてアーロン博士が「この4つがすべてそろうことがHSPの特徴です」と発言する、その4つの面について触れていきます。
4つの必ず兼ね備えている特徴とは・・・
1、 深く処理する
2、過剰に刺激を受けやすい
・・・・・・・・・・・・・
今日は「敏感さは表に出る方がいい」のトピックを紹介します。
■敏感さは表に出る方がいい
奇妙に思われるかもしれないが、
家庭環境が健全であればあるほど、子供の気質の気難しさは表に現れやすいようだ。
環境があまり健全でないと、子供はとりあえず生き延びるために
養育者に適応しようと必死になるので、ある種の気質は水面下に潜ってしまう。
そうやって隠れてしまった気質は大人になってから、ストレス関連の身体的症状等のかたちをとって再び現れる。
幸いなことにロブ(文中に出てくるHSCの男の子)はありのままでいられる環境にいたので
彼の敏感さはまわりの人に目に見えるかたちで現れていた。
自分の気持ちを隠す必要がなかったお陰で、
彼はどうやって自分の気持ちと向き合えばいいかも学ぶことができた。
中略
ロブは「過敏な子供の美点」もたくさん持っていた。
素晴らしいイマジネーションを持っており、あらゆる芸術的なもの、特に音楽に魅了されていた。
ユーモラスなところもあり、自分のまわりに安心感を覚えるとおどけてみんなを笑わせた。
三歳のころから「まるで弁護士のように」考えるようになり、細かい点を指摘し
微妙な区別ができるようになった。
彼は他人の苦しみに心を配ることができ、礼儀正しく、親切で思いやりもあった。
ただ、過剰な刺激を受けた時にだけ、こういう美点が引っ込んでしまうのだった。
・・・・・・・・・・・・・・転載以上
先日、幼稚園の先生方にむけてお話をさせていただくことがありました。
ある先生がHSCの子のことでこんなことがあるんです、と聞かせてくださいました。
「Sちゃんはかなり強度のHSCらしくすぐに高ぶるし、ダウンタイムが必要だし、よく泣くんです。
兄弟の3人目で、上のふたりはとっても子どもらしい『敏感ではない子』で
お母さんはどうしてSは幼稚園でよく泣くんだろうと訝しがるのです、他の子は泣いていたことがないよ?って。
『どうしてうちの子はうちでは泣かないのに幼稚園で泣くんですか?対応が悪いとしか思えないです』とお尋ねが
あったそうでした。
けれども、実際はそうではなくて、そのSちゃんは家ではお母さんの「子どもは敏感であるはずがない」という思いがわかるので、泣けないみたいで、幼い言葉でお母さんが泣いたらいやだから、って言うんです。
幼稚園でだけ、自分の感情を発散させられるんだと思います」
え?幼稚園で?若干4歳やそこらで、そこまで周りを慮ることができるの?
そうなんです。HSCの子どもは幼いころからそういうところがあります。
大人になっても、この根っこはかわらないので、まわりに対応しすぎてしまう自分がいたら、
その感情を発散できたり、静かに刺激がすくないところでうずくまれたり、
そういう身体が求めることをできる居場所があるといいですね。
次回は「HSPは右脳が活性化している」です。
こちらもどうぞ。
➡アーロン博士のHSPバイブル本を読む⑦〜HSPは右脳が活性化している
■10月17日「視点のマジックを知る」仏教ゼミ第2期がはじまります
■持って生まれた感性と仕事を一致させる
場所・東京23区内 講義は11月16日と12月7日の2日間
あとはメッセンジャーでおひとりおひとりの進度に寄り添います
■11月7日 HSP会 PART1 highly sensitive person同士みんなで集まりましょう!
満席になりました。
キャンセル待ちのお申し込みはこちらからどうぞ。
https://ws.formzu.net/fgen/S75403232/
■12月18日 HSP会 PART2
※Part1にご参加された方のみの募集となります。

