クミシュラン皆川公美子です。
敬愛する田口ランディさん✖️写真家 鬼海弘雄さんのトークライブに
出かけました。
鬼海さんの写真集の発売記念なんですが、
なんだかとっても人間の質感のお話で、
じんわり心に残る滋味のあるトークライブでした。
表現は人間が生きるなかで、一番ぜいたくな遊びかもしれないね。
響くなあと思った鬼海さんの表現をここにシェアさせていただきます。
エフェクトでキラキラする写真とは対局にある、モノクロの人間の本質を写す写真集「India1979~2016」の刊行記念のトークだったのですが、
なんというか、滋味溢れるどっしりとした人間味のおもしろさを味わい尽くしました。
・目が喜ぶものしか撮らない
・表現は人間が生きている中で一番ぜいたくな遊びだと思う
・大きなストーリーに組み込まれた一人、じゃなくて、人間がそこで完結しているものに興味がある
・インドでは「人」が見られるんです。
・写真は瞬間を止めたもの。見る人の想像力にただただ、かかっている。
・表現にまぐれはない。基本的には見たいものを頭に設定している
・子どもが商品として消費者として扱われているのが、ほんとうに気になる。子どもってもっとぐにゃぐにゃしたものなんだ。
等々、まだまだ書ききれませんが、
人間というものの、おさまらなさを世界の前提としている方だなあと感じ入りました。
浅くなる、のをいやだと思う。
その浅さと深さのインターバルを感じ取ることができる、その振れ幅が本来の芸術家の力量なんだろう。
ポートレートも2〜3枚しか撮らないそうです。
なんという強い意思をもった、勝負師なんだろうと思う。
【肖像は、顔じゃない。
体の線だ。】
(きゃーーー)
パッと派手に目に訴えるものではなくて、
ものの本質、それにしか興味がない、と
おっしゃっているようでした。
「浅くなるのはいやだ」と。
人の深みを追求していらっしゃるその姿勢は
華やかではないけれど、
とっても胸に迫るものがありました。
人間のなかに
「他人が住んでいないと、
恥も外聞もなく、うすっぺらい人になってしまう」
会場中が自分はどうだろう・・・て静かに省みていました。
外へでてみるとコールドジューススタンドが!!
今日のわたしのジュースはこれです!
おいしかった。
ランディさん、いつもありがとうございます!
今日も世界の一番おもしろいところを見せてもらった!



