クミシュラン 皆川公美子です。
先日開催したお茶会は、
表参道の岡本太郎記念館のカフェで行いました。
おひとりおひとりの美的世界について
シェアしましたが、
人生の中でどのように美しいものとかかわってきたかは
人それぞれ。
人それぞれとひとことではとても語りつくせない、
その方の宇宙が広がっていました。
佐々木美芳さん (右から2番目)
佐々木美芳さんがこのお茶会後に
美術館で経験されたことを言葉にしてくださって、
私はそれを深く味わわせていただきました。
私もこの日ではなかったけど、
同じように、
太郎の宇宙から発せられる言葉を浴びて、
呆然としました。
芸術家はひとつの強烈な周波数。
それを受け取って、
自分が響く。
それを受け取って響いているひとがとなりにいる。
そういうことをとても大切に思います。
以下美芳さんのブログより転載させていただきます。
自分はどんな世界の住人か
2015-02-07
「美的世界の住人さんいらっしゃいお茶会」というのに行って来ました。自分が美的世界の住人かどうかは分からないけれど、
主催の皆川さんに久しぶりにお会いしたいのと、ゲストの山口由起子さんにも会ってみたかったのです。
表参道の岡本太郎記念館のカフェは落ち着いた雰囲気で、
集まった美的世界の方々が、映画や絵、建築物や舞台芸術や工芸品についてなど
自分の好きなことをシェアしあいました。
普段そういうお話しをする機会があまり無い方もいらして、
わたしもそれほど人に話してはいないけれど、
ここに書いたりごく親しい人にお話しする機会があることは、ありがたいことなんだな~と思いました。
しかし、「お勧めのバレエの公演は?」と聞かれて、何も思いつかず…。
わたしは自分の好きな、ごく狭い範囲を深-く掘り進めることばかりしていて、
バレエについても、お客さんに見せる側でいることがほとんどで客席に座ろうという気があまりないので、
バレエ公演をお勧めできるような視点が欠如しているのを改めて知りました。

山口さんのふんわり癒される雰囲気に包まれ、皆川さんのリードに乗っかって、
美しい、マニアックな時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

会の後、ひとりで隣の岡本太郎記念館をみました。
かつては岡本太郎さんのアトリエ兼住居だった場所だということです。
2階に『岡本太郎の言葉』という企画展示がありました。
黒い畳のあちこちに散らばった言葉。床のモニターに映し出される言葉。映像で現れては消えていく言葉。
じっくり向かい合ううちに、どうしてか泣けてきて…。暗い部屋で良かった。


自分が日々考えていることの答えが圧倒的な勢いでやってきて、胸に迫ってくるような感覚でした。
芸術とは何なのか、人生とは何なのか、表現するとは何なのか。
岡本太郎さんに、怒られ、強く背中を押されたような気がします。
バレエや音楽がいつも近くにあり、自分では当たり前すぎて気が付かなかったけれど、
わたしは美的世界の住人で(自分が美しいという意味でなく)、
その中の「表現する人・したい人」なのだと分かりました。
ここを読んで下さる人は、何を今更…と思われるかもしれないけれど、
自分のことは自分では良く分からないもので、
表現する人でありたいと思いながら、自分で思うようにできないことでなかなか認められませんでした。
芸術も表現も上手い下手ではなく、どれだけ自分と向き合うか、
怖がらずに自分でいることができるかが、重要なのかもしれないと思えました。
言葉の書かれた紙を一枚だけ持ち帰ることができるので、迷った末にこれを選びました。

『岡本太郎の言葉』の企画展示は2月15日までです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・転載ここまで。
ひとりひとりに次元と空間があって、
(というように見えていて)
私が美を味わってわあ♡と言っている。
私が嗅覚について考えている。
私が友人とお茶を飲んでおしゃべりしている。
私が子どもたちのために車を運転している。
私が生活やお金のことを考えている。
私が夫と週末の予定について話し合っている。
そういう点と線はすべての人が無限に持っている。
そしてそれが、人とのあいだでどのように交差するかは、
自分がそれをやってみてはじめてわかること。
やってみてはじめてわかること。
やってみたらどうなったか、
それは交差したのかしないのか、
それはYes とか No とかでなくて
ただそこに経験したコトがある、というだけ。
地球は「行動の星」だそうです(#^.^#)
