橋本貫志さん(現在90歳)の720点ものコレクションが
寄贈されたことを記念しての
300点一挙公開展覧会です

橋本貫志さんて誰?
と思いましたよね?
私も思いました。
2009年のアンティークジュエリー屋さんのブログから
拝借してきました。
アンティーク エタラージュさんのブログ
昨日の話に出てまいりました橋本貫志さんに登場していただきます。
庭園博物館で『リング展』という展示企画がありました。(2009年)
その後、箱根でも展示がされました。
紀元前のモノや現存する最古のファイアンス(やきもの)のモノからモダンまで網羅した素晴らしいものでした。
会場には何もうたってありませんでしたが、これが橋本コレクションなのです。
橋本コレクションはこの時展示されたモノだけではありませんし、以後も増え続けています。
橋本さんの驚くことはそのコレクションを作るまでの時間の短さと、お宅にお邪魔しました時に見せていただいた資料の豊富さでした。
後の時代に残す事とうことを一番に考えていらっしゃいます
モノだけではダメなんですね後世にモノを残すという作業は
そんな橋本さんのコレクションを引き受ける公の施設がないとその時うかがって驚きました。
引き受けても所蔵されるだけで展示されないのでは意味がありませんが、どうもそれ以前にこういったジュエリーに対して専門の研究者が日本にはいないため正当な評価できないようです。
氏はすでに大英博物館等に寄贈されていますので、行先として海外でもと申し上げましたが、日本人が集めた日本のコレクションとされたいご様子でした。
日本の文化的なことに対する意識の低さは悲しくなる程です
寄贈の話に行っても、ありがたがるどころかもらってやるか考えてやるといった偉そうな姿勢のところもあったそうです。
情けない。
素晴らしいコレクションをどうされるのか気になるところです。
ご一緒に花見をしたのが懐かしく思い出されます。
すごく好奇心旺盛な方で歩いていても次々に興味の対象を見つけられる姿が印象的でした。
日本にコレクションとして目を向ける人のいなかった時期に、大きなコレクションをつくられた、人の評価できない価値を見出すという、コレクター冥利な仕事をなさった方です。
ジュエリーは他にもあるのに何故リングなのか伺いますと書かれている事と違う言葉が返ってきました。
大量の日本古美術のコレクターでもいらして、引っ越しの際随分と壊れてしまって、それから小さくて価値があるモノを集めようと思ったそうです。
きっとそんな考えでアイテムを探されてリングに辿り着かれたのでしょうね。
リングは個人の情報、時代の情報、土地の情報が多い大変饒舌なモノですから。
人がモノを選び、モノが人を選ぶ。
選ばれた橋本さんは意義のある足跡が残せて幸せなかただと思います。
載せました写真は庭園での展示図録です。
古書店もしくは図書館でお探し下さい。
また、同じ淡交社から指輪の本が出されていますしむしろ橋本コレクションは
これから評価され、本も出されてゆくことでしょう
驚くのは、これだけのボリュームの指輪が「個人の」蒐集家の
コレクションだということです。
古代ローマものから
ブルガリやカルティエまで
企業の財力でなく
「ジュエリーの蒐集をしようっと」で
できるものなのか?

それも20数年という短い間にです。

このへんの事情に詳しい方、どうぞ教えてください

さて、展覧会の様子はこんな感じです。
神戸ファッション美術館の衣装も来ていました。
18世紀から20世紀前半の衣装と並べて
指輪を時代のモードに位置づけて展示しています。
息をのむ、ハクリョク。
時代の人間の想いと欲とともに生きている指輪

ものすごいもの、見せていただいてありがとう。
橋本さん

「後世に残す、ということを始めから考えての蒐集だそうですね。
本当に素晴らしい仕事をしてくださってありがとうございます。
生きてて良かったあ~ってそこにいた人みんな
ハッピーなオーラ出してましたよ!
」














