2019年8月、実家から自宅へ戻る途中の話。
関東と関西を車で何度も往復していると、ホント静岡の広さが堪える(^-^;
そう言うわけで、実家から戻る際に静岡でワンクッションを置くために湯に立寄るってことも何度かやったが、今回もそれ。
お昼時に掛川に到着。
寄ってみたかった食堂が臨時休業中でフラれ、急遽調べて向かった家系のラーメン屋はイマイチだったのだが、その辺の話は省略。
掛川には倉真温泉という400年の歴史がある温泉地があるのだが、そこは湯使いの評判がよくなかったためにあっさりスルー。
その奥にある倉真赤石温泉がこのときの目的地。
くらみあかいし温泉と読む。
かなり山奥にあり、ご覧の手書き案内が個人所有泉のワクワク感を煽る![]()
実際手作り感あふれる日帰り温泉施設だ。
大阪の山空海温泉などが少し近い雰囲気かもしれない。
事実、湯もちょっと似た感じだったのだが、それは後程。
山の奥でスペースがうまく取れなかったのか、駐車スペースはギリギリ3台分ぐらい。
ぼくの直前に着いた男性に車を寄せてもらって何とか駐車。
このピンクの小屋↑が現役かどうかは不明。
向かう途中ではてっきり勝手に客はぼく一人だろうと思っていたらそんなことはなく、その男性↑の他にすでに待っている男女が1組いたのであった。
倉真赤石温泉
駐車場所をあれこれやっている内にご主人が出てきた。
かなり話好きな感じの人だ。
入ると受付があったが無人。
ご主人の案内のまま、休憩室と食堂を兼ねたスペースで待つことに。
ご主人のトークは続く。
この辺りの山林をあるときから所持していたのだが、新東名高速の建設の際に一部売り、温泉を掘削したとのこと。
新東名特需温泉か![]()
そんなわけで地図を見ると新東名の掛川PAからかなり近い。
とは言え掛川PAはICではないのでそこから車では向かえない。
「掛川PAに車を停めて電話くれたら迎えにいくよ」なんて話だったが、これは要確認。
待っている間にゆでたまごなど薦められたが、昼は食べたばかりなので遠慮して何も注文せず。
飲食メニューはなかなかなお値段だし。
源泉コップ一杯100円ですか…入浴料金を支払った人にはサービスしませんか?(^-^;
その入浴料は1050円とやはりなかなかなお値段。
まあ冷鉱泉の沸かしなので燃料費はかかるであろう。
営業時間は10時~20時とのことだが、季節によって多少変動はあるかも。
個人の営業だが年中無休というのはスゴイ。
浴場は男女で2つあるのだが、この日は1つしか使用してないとのこと。
お客ごとに貸切と決まっているわけではないのだが、その辺は臨機応変のようだ。
なので先々客の男女がまず一緒に入り、先客の男性とぼくが出てくるのを待つ。
男女はそれなりに温泉好きのようだったが、先客の男性はそう言うわけではなく、アレルギーの皮膚疾患がこの湯で調子よくなったので湯治で通っているそうだ。
男女が出て来た後、その男性が「ぼくはよく来ているのでお先にどうぞ」と順番を譲ってくれた。
心の広い人もいるな~、湯を前にすると我先にとなってしまいがちだが、少し反省しつつお言葉に甘えさせてもらって先に一人貸切入浴となった。
というわけで脱衣所は6人分だが一人で使用。
注意書きなどもチェック。
では浴場内へ。
シンプルな浴槽が一つのみだが、広い窓からは豊かな緑が見える。
この山の向こうに新東名が走っているのだろう。
洗い場にはカランが2組。
シャワーは無いが、シャワーヘッドの受け金具?のみある。
カランから源泉は出ない。
無色透明な湯は源泉名はそのまま「倉真赤石温泉」。
源泉温度18.7度、pH9.5の単純硫黄冷鉱泉。
成分総計は0.392g/kg。
硫化水素イオンは6.4mg。
700m掘削で動力揚湯の湧出量は8.3リットル/分。
貴重な扱いとなっても仕方なさそうな量ではある。
冷鉱泉なので加温はしているが、かけ流しは素晴らしい。
オーバーフローは浴槽左にあるL字のパイプから↓。
加温といっても真夏なこともあるのか、浴槽温度で体感34~5度ぐらい。
いつまでも浸かってられる温度だが、待っている人がいるので長湯はしない。
実は屋上に非加熱源泉が入れる仮設の浴槽があるという情報を聞いており、ご主人にかけあったのだが工事中で使用できないと断られてしまった。
よって結局非加熱源泉に触れることはできず。
そのことがかなり残念であり、それに入れてこの料金なら満足いくのだが、入れないとなると高く感じたことは事実である。
湯口からは加温された源泉が投入される。
ごく僅かにタマゴ臭があり、淡い甘味とごく僅かのタマゴ味を感じた。
非加熱状態だと風味はもっとはっきりしていると思われる。
しっかりとしたツルスベ感がある。
高アルカリ性であり、硫黄泉であり、炭酸イオンが26mgあるあたりが要因か。
灰色の綿状の湯の花が多数舞っていた。
ごく僅かだが泡付きもあった。
もし非加熱源泉の浴槽に入れたら、きっとあそこの源泉浴槽や、あちらとか、こちらみたいな極上な予感がする。
屋上の非加熱かけ流し浴槽に入れることが確認とれたら、再訪もありだ。
倉真赤石温泉
静岡県掛川市倉真赤石5986
0537-28-1126
入浴料 1050円
10:00~20:00(時期によって変動あるかも)
年中無休
<源泉名:倉真赤石温泉>
単純硫黄冷鉱泉 (低張性・アルカリ性・冷鉱泉)
18.7℃
pH9.5
成分総計 0.392g/kg
700m掘削・動力揚湯
8.3リットル/分
無色透明
微々タマゴ臭あり
淡甘味、微々タマゴ味あり
しっかりとしたツルスベ感あり
灰色の綿状の湯の花多数
ごく僅かに泡付きあり
加温かけ流し
2019年8月入湯
※数値はH21の分析表より




















