湯之谷山荘から霧島温泉郷の中心とも言える丸尾温泉エリアに向かう。
丸尾温泉は文政2年(1819年)に発見された湯らしい。
あちこちに源泉の湯気が立ち上る、湯マニア的には興奮のエリアだ![]()
この丸尾温泉には宿は多くあれど、気軽に立ち寄れる施設は1つ。
それが平成17年にオープンした前田温泉「カジロが湯」。
中心の交差点からも近いのですぐわかる。
前田温泉の「前田」、カジロが湯の「カジロ」は創業者の前田嘉次郎氏から来ているそうだ。
現在は前田産業として建設業を営みつつ、霧島温泉のほとんどの新源泉の掘削や保全管理をしているという。
以上、HPから。
前田温泉 カジロが湯
立寄り専門の公衆浴場であるが、前田温泉自体は元々湯治宿であり、その宿も別の場所で現役である。
建物の脇では温泉玉子を作っていた。
とろんとした半熟タイプではなく、固ゆでスタイルのようだ。
このときは買わなかったけど、今思うと食べておけばよかった(^^ゞ
敷地内には足湯もあるが、有料(100円)。
湯がまだちゃんと張られてなかった。
それでは受付へ。
入浴料は360円。
営業時間は7時~21時。
浴場の入口から男女別。
それぞれ内湯と露天風呂を備える。
建物もそうだがウッディな脱衣所。
創業者が大工の棟梁だったことへのオマージュなのか![]()
浴場は空いてはいたが、ほんの一瞬しか独り占めはできなかった。
五角形の浴槽はプールのように広く、10人以上が楽に入れる規模。
オープンから10年ちょっとでも壁には硫黄泉の浸食が随所見られ、マニア的にはよい雰囲気である![]()
入口すぐ脇には水風呂があり、その隣がサウナ。
この水風呂の隣には立ったまま使用するシャワーが2つ。
その他にカラン&シャワーが4つならぶ洗い場がある。
浴槽との位置関係はこんな感じ↓。
その浴槽の湯は僅かに青味がかって白くささ濁っている。
使用源泉は自家源泉の「丸尾28号泉」。
源泉温度83.2度、pH6.0の単純硫黄温泉。
成分総計は04371g/kg。
総硫黄を計算すると、6.2381mgとなった。
この源泉温度なので、加水してのかけ流し使用。
ただしご覧の通り、ザンザンとしたオーバーフロー![]()
湯口周りの壁の腐食が鳴子の東川原湯の硫黄泉浴場を思い出させた。
淡いがコクのある硫黄臭があり、淡いタマゴ味がする。
やはり加水のせいか、やや薄いイメージ。
白い細かな湯の花が多数舞っている。
しっかりとしたスベスベ感があった。
では露天風呂へ。
使用源泉は同じで、やはり加水かけ流し。
内湯よりはややぬるかった。
しかしタマゴ風味はなぜか露天の方がわかりやすく感じられた。
場所もよく営業時間も比較的長く、有名温泉郷のわりに入浴料も安く、加水ながら丸尾の硫黄泉をしっかりかけ流しで楽しめる施設だった。
次はまた野湯を少々。
前田温泉 カジロが湯
鹿児島県霧島市園町高千穂3914
0995-78-4126
入浴料 360円 (7時~21時)
<源泉:丸尾28号泉>
単純硫黄温泉(低張性・中性・高温泉)
83.2度
pH6.0
成分総計 04371.g/kg
微白青ささ濁り
淡コク硫黄臭あり
淡タマゴ味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
細かな白い湯の花多数
加水かけ流し
2017年10月入湯
※数値はH18の分析表より




















