2017年12月の鹿児島の湯、吉松温泉郷シリーズを再開。
ここには行ってみたい湯がいくつもあるのだが、リストアップした分でも回りきる時間は全然足りない。
駆け足でハシゴするよりかは、湯が素晴らしいだけにそれぞれをちゃんと味わいたい気分の方が強くなり、安楽温泉「湯楽庵」から移動しつつ、いくつかは次回に回すことをこの辺で決意。
JR吉都線と国道268号が交差するあたりにしっかり目立ってあるのが原口温泉。
この建物↑は以前に湯治棟として使用していたものらしいが、現在宿泊はやってないようである。
メインの建物は拍子抜けするぐらいに新しかった。
ありゃ、浴場もリニューアルされたんだろうか。。。
後述するが、浴場自体は期待通り昔のままであった![]()
原口温泉
到着写真は貴重な湯治棟の前で。
湯治棟、メインの建物の他、家族湯棟もある。
こちらは現役の様だが、ポンプが壊れて使えないという情報もある。
このときは未確認。
いずれにせよ鹿児島も家族風呂が多く、それだけ濃厚な湯文化が続いているのだろう。
リニューアルされた入口から中に入ると、受付まわりには地の農産物直売所になっていた。
ちょっとした青果店レベル![]()
そのせいか他の浴場よりも女性客が多い気がした。
入浴ついでに、いや入浴しないで買い物だけしてってる女性もいそうだ![]()
入浴可能時間は7~19時。
終了時間は最近まで20時だったようだが、ペンで上から訂正していた。
入浴料は250円。
男女別の浴場のドアには新旧の貼り紙がいっぱい。
肝心の分析表は無事脱衣所内にあった。
先客が2人ぐらい。
浴場内に横たわる足↑が見えるように、トドり好きなお一方あり![]()
そういうわけで、いつもよりは浴場内写真は少なめ。
浴槽は使い込まれたタイル浴槽
で、新しい建物外観からは想像できない。
いかにも共同浴場らしい佇まいにニンマリ![]()
大きさの違う2つの浴槽は当然温度が違うと思っていたら、湯が終始交りあうのかほとんど差がない。
湯は熱めで44~45度ぐらいあっただろう。
洗い場にはシャワーなどはなく、銭湯形式のカランが並ぶ。
湯の方はコーヒー湯とも呼ばれている琥珀色の源泉が出た。
源泉が熱めのためオーバーフローはふんだんにあるわけではないが、それでも床はヒタヒタしており沈着もそれなりにある。
完全かけ流しにて使用されている。
排湯孔が四角くて目を引いた。
茶褐色透明な湯は源泉名「吉松川東6号」。
源泉温度77度、pH7.1の単純温泉。
成分総計は0.728g/kg。
ただし分析表には(家族湯)としてあり、混合泉で使用しているという話も聞いたことがあるため、このメイン浴槽での使用状況は果たしてどうか。
でもこの源泉の分析表のみしか掲げてなかったから、ここでは単独使用と判断する。
揮発系のアブラ臭があり、アブラ味、そしてモール泉系の甘味もある。
見た通りしっかりとしたモール泉であり、しっかりとしたツルスベ感も素晴らしい![]()
陰イオンのほとんどが炭酸水素イオン(349.5mg)で、メタケイ酸も199.7mgある。
吉松温泉郷は次の湯で最後。
原口温泉
鹿児島県姶良郡湧水町鶴丸1172
0995-75-2045
入浴料 250円
<源泉:吉松川東6号>
単純温泉(低張性・中性・高温泉)
77.0度
pH7.1
成分総計 0.728g/kg
茶褐色透明
揮発系のアブラ臭あり
アブラ味、モール泉系の甘味あり
しっかりとしたツルスベ感あり
完全かけ流し
2017年10月入湯
※数値はH20の分析表より












