※赤穂温泉 対鴎館は休業中
<建物・食事編>に続き、<温泉編>を。
赤穂温泉 対鷗館 <温泉編>
浴場は後述の部屋風呂の他、男女別の内湯と露天風呂が1つずつ。
夜が明けると男女が入れ替わる方式では無い。
また24時間入れるわけではなく、夜は23時まで、朝は6~9時まで。
部屋風呂なら時間制限無し。
浴場へ行くには本館から一度外に出る。
外と言っても屋根はあり、たとえ雨が降っても濡れることはない。
↑右手の庭の先はもう海。
気持ち良いアプローチなのだ![]()
脱衣所から内風呂の大浴場と露天風呂にそれぞれ直接行けるようになっている。
どの浴場も終始貸切状況で入ることができた。
ではまず、脱衣所写真↑手前にある大浴場から。
海に面した広い窓が非常に開放的な浴場。
浴槽も洗い場もかなり広い。
新しくはないが手入れはきちんとされており、気持ちよく入浴できた。
プールのように大きな浴槽は10人以上入っても広々過ごせる。
中に仕切りがあり、これは半身入浴しながら眺められるようにとのことだろうか。
どの浴槽も使用源泉は同じ共通源泉の「赤穂温泉」。
宿によっては「赤穂御崎温泉」を使用しているが、この宿は「赤穂温泉」の方。
分析表の源泉名は源泉地の住所になっていた。
なお詳しい分析表の掲示は宿の中では見つけることができず、後程調べた数値
無色透明で源泉温度30.2度、pH6.95の、含弱放射能-カルシウム・ナトリウム-塩化物強塩低温泉。
成分総計は21.7g/kgある、いかにも海の湯、ガッツリ高張性の塩化物泉だ。
この大浴場の湯使いは、加水・加温の循環併用かけ流し。
オーバーフローはそれなりにあり、床はある程度ヒタヒタ感があった。
消毒の塩素臭などはまったくしない。
浴槽の一番奥の湯口から出ているのは、実は源泉でなく真水だった。
加温された源泉は、浴槽内から投入↓。
そう言うわけで、源泉インプレッションは別の浴槽にて。
まだお客が少ない時間に入ったせいか、湯使いの割には湯に新鮮味を感じられてよかった。
加水といっても、浴槽内状況でもしっかり高張性の湯力はあったし。
ガラス越しに瀬戸内海を臨み、ゆったり入れて結構気に入った![]()
それでは露天風呂へ。
内湯に比べたら規模は小さいが、それでも数人は入れるか。
ご覧の様な景観となる。
洗い場スペースは以前はカランもあったようだが、現在は撤去。
体は広い大浴場の方で洗えばよい。
壁側に蛇口が付いており、自由に捻ることができる。
出てきたのは、非加熱源泉だ![]()
浴槽内ではもちろん加温循環されているが、この非加熱源泉を投入することで、セルフのかけ流し気分がかなり味わえる![]()
やはり湯口から源泉がじゃんじゃん出ている方が画になる![]()
ただしあまり出し続けると温くなってしまうので、出るときは止めた。
弱放射能感はよく分からないが、強塩化物泉らしい、しっかりとしたスベスベ感がある。
まあ浴後のベタつきは仕方ないが。
屋根はあるが直接海ビューの露天風呂はやはり開放感があった。
それでは今回の真打浴槽、部屋の露天風呂へ。
この写真↑は使いまわしm(_ _ )m
部屋の窓をあけるとテラスがそのまま全部露天風呂になっているのだ。
おそらく後付けだとは思われるが、大胆でよいではないか。
メイン浴場の建物があるため、海への距離は一般浴場の方が近い。
だが目線は高いので、これはこれで爽快なビューである。
スーパー銭湯などでもよく見る、一人用の陶器のツボ湯。
チェックイン当初は空のままなので、自分で自由に湯を入れる。
この<自由に>が大事![]()
なお<建物・食事編>でも述べたが、露天風呂付部屋でも、源泉使用でなく真湯が投入される露天風呂もあるので要注意。
洗い場にはシャワーも付いており、まさにベランダで風呂状態だ![]()
そしてこのカランの仕組みは、温度を上がると加温源泉でなく加温された真湯が源泉に足される方式。
つまり温度を一番低くすると、加水されてない源泉が非加熱でそのまま出るのである![]()
もちろん非加熱源泉状態にして投入を開始。
ちなみに源泉はごく淡く磯臭がある。
カルシウム由来と思われる強い苦味を伴った強い塩味がする。
カルシウムイオンは5180mgある。
はい、生の源泉が満ちました![]()
オーバーフローもしっかり流れ始めた![]()
はい、赤穂温泉、非加熱完全かけ流し浴槽、全景↑![]()
温度は真夏なだけあって、浴槽レベルで32度前後ぐらいか。
ああ、海がきれいだな~。
そして、ドブ~ん![]()
ザブ~ん![]()
非加熱源泉だとスベスベ感だけでなく、トロみも感じられた![]()
これは炭酸水素イオンや炭酸イオン由来ではなく、高張性の強塩化物低温泉ならではであろう。
真夏の日中は実に心地よいが、さすがに夏でも夜にこれをやると寒い(^^ゞ
しっかり加温した湯を入れて、温かくしても入浴したことは言うまでもない。
それにしても海近ベランダでの非加熱源泉入浴、夏はホントにオススメ。
赤穂温泉は源泉力もしっかり強いし。
かなりの強食塩泉だけに加温のみに入っていると夏場はのぼせやすいので、非加熱30度ぐらいというのが非常に助かる。
これをやるだけにこの宿のこの部屋の宿泊、ありでしょう![]()
赤穂温泉 対鷗館
兵庫県赤穂市御崎2-4
0791-42-2681
一泊二食付 12300円~(露天風呂付部屋は要確認)
<源泉:赤穂温泉(兵庫県赤穂市御崎字三崎山177-1)>
含弱放射能-カルシウム・ナトリウム-塩化物・強塩低温泉 (高張性・中性・低温泉)
30.2度
pH6.95
19.0マッヘ
成分総計 21.7g/kg
無色透明
微~淡磯臭あり
強苦味、強塩味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
非加熱源泉ではトロみあり
内湯で加水・加温・循環併用かけ流し
露天で加温・循環併用セルフかけ流し
部屋露天(源泉)で、セルフにて非加熱完全かけ流し可能
2016年8月入湯
※数値はH13の分析表より































