2016年8月の南紀シリーズ、途中でストップしていた湯の峰温泉編を再開。
宿泊したのは民宿あづまや荘だったが、先述したように、民宿に泊まると旅館の方の浴場へ無料で立寄ることができるのだ(逆は未確認)。
しかも着いた日と翌朝で男女の入れ替わった浴場が共に利用可能なため、貪欲な我々は入浴した浴槽数が多く、当然写真も多くなってしまった。
なので2回に分けてアップ。
まずはその1、初日編。
フランスの小説家、アンドレ・マルローが「これぞ日本の宿」と喜んだこちら、熊野の凛とした空気と相まってぼくの写真より何倍も感動的な佇まいである。
2003年に一番普通の部屋に宿泊したことがあるが、湯の他には高級ではないものの風情のある部屋、充実した食事、おくにさんという名物の仲居さんが思い出される。
おくにさんはまだ働いているのかなぁ。
湯の峰温泉 旅館あづまや その1
民宿にチェックインしてすぐに駆け付けたのだが、18時を少し回った頃。
実は夕食タイムと重なるため浴場は空いているのではという読みもあった。
民宿あづまや荘の浴衣をきた我々はフリーパス![]()
でも旅館に泊まる人(外国人が多い)が少し羨ましい。
旅館あづまやの湯は環湯と呼ばれているが、その辺のことは後述。
浴場へ急ぐ。
一番の名物大浴場はこのときは女性用だった。
このとき入れる内湯は中浴場。
広めの脱衣所には先客が数人。
夕食タイムの読みだったが、そううまくはいかない。
しかも慣れていない外国人客が半分ぐらいで、写真撮影はほぼできず。
湯友が一瞬で撮ったこの1枚のみ。
中浴場も槙を使った魅力的な雰囲気である。
小さい浴槽は源泉をさまして加水なしで使用した「さまし湯」。
どちらの浴槽の湯も湯の印象も翌朝の大浴場にほぼ準じるため、詳細はその2で。
次は露天風呂へ。
こちらも日替りで入れ替わる。
やはり外国人客とちょうど入れ替わりで独り占めできた。
サイトによると自家源泉を3本持っており、総称して環湯と呼んでいるようなのだが、使用源泉としてはどの浴槽の湯も同じようである(未確認)。
昭和60年の古い分析表だと源泉名もそのまま「環湯」となっているが、平成23年の新しい分析表だと源泉名「C中継タンク(玉子湯・平成1号・平成4号・龍の湯)」となっており、風情には欠けるが(^^ゞ、ここはやはり新しい方を採用。
成分総計1.835g/kgの含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉。
総硫黄成分は4.1mg。
女湯側の露天風呂とは塀越しに繋がっていた。
露天風呂は加水量が多そうだったが、もちろんしっかりかけ流し。
湯の峰らしいダシ風味をブレンドした焦げた硫黄臭が芳しい![]()
コクのあるタマゴ味、淡い塩味と淡いダシ味のバランスも素晴らしい。
しっかりとしたスベスベ感があった。
次は貸切で入れる、2つある家族風呂へ。
このときは手前にある方へ。
思っていた以上に狭い![]()
脱衣所も1人分。
そして浴槽も1人用であった。
使い込まれた木の浴槽は、小さいなりによい雰囲気。
窓側の蛇口が源泉、右の壁から出ているのが加水用の蛇口。
もちろん常時かけ流しにされている。
コックそのままの湯口が素朴でよい。
同じ源泉を使用しているのでインプレッションもほぼ同じ。
源泉温度が83度あるので、当然加水は免れない。
浴槽規模にあった投入量であると言えよう。
ブレ写真で失礼。
このこじんまり感も悪くない。
身体の大きな外国人はどう思うんだろう![]()
それではその2でメイン浴場を。
湯の峰温泉 旅館 あづまや
和歌山県田辺市本宮町湯の峰122
0735-42-0012
民宿あづまや荘に宿泊で無料入浴
<源泉:C中継タンク(玉子湯・平成1号・平成4号・龍の湯)>
含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(低張性・中性・高温泉)
83度
pH6.8
成分総計 1.835g/kg
自然湧出
無色透明(露天風呂と家族風呂)
焦げダシ硫黄臭あり
コクタマゴ味、淡塩味、淡ダシ味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
加水かけ流し
2016年8月入湯
※数値はH23の分析表より




















