松井旅館<前編>、内湯の次は、いよいよ自家源泉の浴場「源泉風呂」へ。
ご覧の通り↑、玄関入っていきなりある浴場への矢印が源泉風呂である。
最初はこんな感じ↓だった。
元々は混浴内風呂として使用されていたようなのだが、現在はこのように貸切使用、家族風呂みたいな位置づけになっている。
内湯に入った後に訪れたら、空いていた![]()
肘折温泉 松井旅館 <後編・源泉風呂>
では札を裏返して、いざ浴場へ。
脱衣所の上には分析表が掲げてあったが、真ん中のものは平成元年と古く、しかも組合2号源泉のもの。
自家源泉は「松井源泉」という名らしいのだが、残念ながら自家源泉の分析表は見当たらなかった。
そして自家源泉だけではなく、配湯の組合泉も混合しての使用である。
この組合泉だが、古い分析表の横にある使用状況では3号泉と4号泉の混合となっている。
しかし内湯では同じような表記と共に最新の分析表で2号・3号・4号の混合になっていたので、こちらでの組合泉も3本の混合ということにしておく。
もし違っていることが分かったら訂正します。
こじんまりとした浴場は佇まいが素晴らしい。
床全体に広がる沈着はステキな湯使いの証し。
浴場規模もやはりご覧の通り。
2人ぐらいまでの規模であろう。
こちらも内湯同様、鏡はあるが、そこにカランやシャワーはない。
右の蛇口は加水用。
そして加水はされておらず、やはり完全かけ流しなのであった![]()
浴槽でやや白っぽくささ濁っている。
自家源泉の分析表が無いため、混合泉での数値が不明だが、泉質はおそらく同じ、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉であろう。
この印象的な湯口から注がれている源泉が、配湯の組合2号泉、3号泉、4号泉の混合泉。
湯口の溜まりを見ると茶色の沈着はあるが、無色透明だ。
内湯よりもやや炭酸風味が強いか…とは言っても目立つレベルではない。
淡い塩ダシ味や仄かな鉄味などはほぼ同じ印象である。
シュワシュワ感はほぼ無い。
浴槽に入れられた切れ込み周りには美しい沈着グラデーションがあった![]()
同じくスベスベ感が心地よい。
この日ここまでの肘折の湯で一番熱かった。
おそらく45度はあったと思われる(温度計忘れた)。
ん、自家源泉はどうした…と思われた方。
そう、ぼくも考えたんですわ。
湯口に到達した時点で混ぜられていたのか…いや、それは肘折らしくない。
湯に浸かりながら考えていたら、足元からさらに熱い湯が出ていることに気づいた![]()
はい、自家源泉「松井源泉」は、浴槽の下から直接投入されていた![]()
![]()
ただしその上に座ってじっとしてられるほどの温度ではない(^^ゞ
↑浴槽底の自家源泉湯口あたりと2ショットのつもり。
自家源泉の単独浴槽が入りたいものだが、現状では仕方ないのであろう。
それでも値打ちのある浴場であった。
肘折の立寄り湯、宿泊した宿にたどり着くまで、まだまだ続く![]()
肘折温泉 松井旅館
山形県最上郡大蔵村大字南山491
0233-76-2016
立寄り入浴料 300円
源泉風呂
<源泉:松井源泉 & 組合2号源泉、組合3号源泉、組合4号源泉>
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性・中性・高温泉)
64.6度(組合泉)
pH7.3(組合泉)
溶存物質総量 3.586g/kg(組合泉)
※松井源泉の数値は不明
源泉で無色透明
浴槽で白くややささ濁り
微~淡炭酸の刺激臭あり
微炭酸味、微鉄味、淡塩味、淡ダシ味あり
スベスベ感あり
赤茶や緑、黒色の沈着あり
完全かけ流し
浴槽の底から自家源泉投入
2016年5月入湯
※数値はH22の分析表より(組合泉)















