勝浦つるんつるん温泉の後、ご当地グルメである勝浦タンタンメンを食べたかったのだが、どの店もまだ営業前とかで時間が合わない![]()
断腸の思いでエリアを移動、房総半島最大の温泉郷、養老温泉へ向かう。
養老温泉は市原市と夷隅郡に跨って養老川沿いに宿が並ぶ。
元々は天然ガスの湧出によるガス利用が先で、源泉は副産物のような感じだったらしい。
やはり温度は無いのだがほとんどが黒湯系。
透明な湯が湧出している宿もある。
ブログを始めるずっと前に立寄った「滝見苑」は透明な湯だったなぁ。
事前調査は全くせず、メイン通りをブラブラ。
とある宿は休業で入れず、目にしたのはこの看板。
立寄り入浴はなかなかの料金だが、千葉としては普通レベル。
この「天龍荘」にしてみよう。
養老温泉 「天龍荘」
訪れたのは10時過ぎだったが、立寄り入浴OKとのこと。
ではお邪魔します。
立寄り入浴料は800円。
部屋は10室と大きな宿ではないが、フロントは広々していた。
浴場は階段を少し上がる。
浴場は男女別の内湯が1つずつ。
浴場・浴槽の大きさは違い、男湯の方が広い。
では浴場内へ。
構造はシンプルで、浴槽も数人が入れそうなものが1つ。
洗い場の広さも浴槽に見合ったレベル。
シャワー付きカランが並ぶ。
敷地内に湧出する自家源泉を使用しているが、源泉名はシンプルに「養老温泉」。
各宿で名前に差別化をあまりしてないようだ。
源泉温度15.4℃、pH8.2のナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉を加温・循環して使用。
成分総計は2.05g/kg。
湧出量は掘削自噴で23.3リットル/分。
このように加温・循環使用であるが、浴槽に向かうカランが2つ。
こちらからはセルフで非加熱源泉と加温源泉を自由に足せる。
源泉は淡めの黒褐色透明~浴槽内でややささ濁りしている。
アンモニア臭、ヨード臭、モール臭を感じた。
千葉の源泉でアンモニア臭をちゃんと感じたのはここが初めて。
甘味、淡い塩味、淡いヨード味がある。
消毒の嫌な塩素臭は無い。
シャワーを捻ると源泉であった。
カランももちろん源泉。
湧出量を考えるとなかなか贅沢である。
カランから溜めた源泉を再び観察。
茶色の湯の花がしっかり観察できる。
かなり源泉をそのまま浴場に供給されていることが分かる。
では再び浴槽へ。
浴槽のカラン、非加熱の方を優先的に開放![]()
オーバーフローも確認でき、かけ流し気分を味わえた。
そしてツルスベ感はしっかり![]()
炭酸水素イオンは911.1mgと総計の半分近い。
炭酸イオンの数値は新しい分析表には載ってなかった。
源泉にかなり魅力を感じた我々。
ご主人に頼んで源泉井を観察させてもらった。
井戸が2つ。
奥のタンク状のものは源泉を溜めているのか、または天然ガス関連のものか。
源泉井では浴場の非加熱源泉で感じた風味にプラスしてタマゴ臭をしっかり感知できた。
そしてこの泡である。
天然ガス(メタンガス?)の湧出もしっかり見て取れる。
このガスによって自噴するのだ。
事前調査無しで立寄った「天龍荘」、しっかり源泉そのものに触れることができ、思っていた以上に満足できたのであった![]()
養老温泉 「天龍荘」
千葉県夷隅郡大多喜町葛藤163
0470-85-0311
立寄り入浴料 800円
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 (弱アルカリ性・低張性・冷鉱泉)
15.4度
pH8.2
成分総計 2.05g/kg
23.3リットル/分 (掘削自噴)
淡黒褐色透明~ささ濁り
アンモニア臭、モール臭、ヨード臭あり
源泉井でさらにタマゴ臭もあり
甘味、淡塩味、淡ヨード味あり
茶色の湯の花あり
しっかりしたツルスベ感あり
加温循環
カランより源泉を自由に投入可
2016年2月入湯
※数値はH21の分析表より





















