日暮れも近い時間だが、さてどうするか。
奈良と三重の境にとんでもない炭酸泉が湧出していると聞いてはいたが、もう野湯系を攻める時間は残されてない。
しかしその源泉に入れるオーナーの個人宅を改造した入浴施設があり、しかも要予約でしか入ることができないらしい。
ハードルが高いとちょっと燃える我々の悪いクセ

では予約が取れたらそこに行こうということに。
電話で確認したところ本来の受付時間は終わっていたそうだが、何とか入浴はさせてもらえることとなった。
後から知ったのだが、その施設の名前は「GUEST VILLA 逢桜」。
到着して驚いてしまった。
詳細はサイトをご覧あれ。
さくら咲く温泉 GUEST VILLA 逢桜

住所に着くと、塀がどこまで続くかとばかりの、とにかくの大豪邸(@_@)
ハシゴ湯の最後に野湯を持ってきて、わりと疲れ果ててる系のオッサン3人がラフな格好で入るのを極めてためらわせる状況だ(^_^;)
オーナーが門まで迎えてに来ていた。
完全に間違ったところに来てしまったぞ視線を3人で交わしながら、案内されるがままにロビーへ。
これまた贅をつくしたウッディなロビーで、お菓子をいただきながらオーナー自らが淹れる珈琲をいただく。
ここで料金の話…そういえば予約時には正式に確認していない。
宿泊がメインなようだが、立寄りでも基本的に半日ぐらいかけてゆっくりしてもらうシステムらしい。
その立寄り料金が4000円。
時間がもう遅いということで、我々は2000円にしてもらった…
…今さら結構ですとは言えない状況…ちゃんとリサーチしないこちらが圧倒的にダメなわけで、もちろんディスカウントに礼を述べて、いざ浴場へ。
浴場はロビーとは別棟にある。
とにかく敷地内がスゴイ。

庭も広い広い、手入れもしっかりしっかり。
達磨の画が飾ってある玄関から浴場のある棟に入った。
浴場までに見える色んな部屋にいちいち驚く。

ここ↑は食事をする部屋だろうか…御簾ですよ、皆さん
他にもフォトジェニックな空間はいっぱいあったが、暗めであまりキレイに写らなかったので割愛。
浴場へは階段を下る。

バリアフリー対応もさすがである。
そして浴場施設はピカピカ。
新しい木の香りに満ちていた。
洗面所にはありとあらゆるアメニティがそろっていたと思われる。

ここに写っているだけではない。
脱衣篭にはいろんな浴衣がそろえてあったが、これは我々は遠慮する。
浴場自体は大きくない。
3人入ればいっぱいである。
この浴場の他に露天風呂があるようだが、その日は湯を張ってなかったのか、工事中だったか、忘れてしまった。
窓を開ければ川とツツジが見えた。
さて、使用されている源泉は冷鉱泉の含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-塩化物炭酸水素塩泉。
分析表が無かったため詳細は不明だが、源泉は2本あるようでどちらを使用しているかとかも不明。
ただし湧出地から直接引いているのではなく、運んでいるとのこと。
そう言うわけでローリー湯となる。
その源泉を数倍に希釈し、加温・循環での使用。

ただし、湯口操作で源泉そのまま?に近い状況を確認することができた。
蓋を開けると。

手前の湯と水は止め、奥の源泉のみにする。
湯口にはちゃんとコップが置いてあるので、それにて確認。
炭酸の刺激臭がある。
そして炭酸のシュワシュワ感がしっかりある

エグ味と甘味も感じられた。
塩や鉄系の味はほとんど無し。

浴槽では希釈されて加温なので、浴感の印象はほとんど覚えてない。
炭酸泉ならではの温まりはあったと思う。
また嫌な消毒臭は感じなかった。
派手に入り倒したハシゴ湯の最後がこのようなセレブ施設となったのが、やはりあまりに似合わない3人。
神妙な顔をして最後の3ショットとなった(^_^;)

今度こそは源泉湧出地に行こうぜよ
こちら「GUEST VILLA 逢桜」が気になった方は、早めに予約をしてしっかり満額にてゆっくり施設を楽しむか、泊まって食事なども満喫していただくのが、やはり本来の筋と思われる。

さくら咲く温泉 GUEST VILLA 逢桜
奈良県吉野郡東吉野村小川876
0746-42-1248
立寄り入浴料4000円のところ、利用時間が短いため2000円(特例)
含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-塩化物炭酸水素塩冷鉱泉
無色透明
炭酸の刺激臭あり
炭酸のシュワシュワ感あり
エグ味、甘みあり
湧出地より運び湯
加水・加温・循環
2015年5月入浴
途中で何度も寄り道しながら長々と続けた2015年5月の紀州湯めぐりシリーズもこれにて終了。
新潟のこちらからのスタートなので、一カ月ちょっとかかった(^_^;)
お付き合いありがとうございました。
よろしければ、また次のシリーズをお楽しみに。






