一つは2005年にできた、「庵の湯」。
これは立寄った日が定休日だったため、このときは入浴できず。
後日しっかり立寄ったので、また後日に詳しく。
もう一つが今回立寄った「憩の湯」である。

老人憩いの家に併設されている入浴施設だが、公衆浴場扱いになっており、外来客も普通に受け付けている。
なお、以前はこの他に平谷公衆浴場、蕨尾公衆浴場があったが、残念ながらどちらも廃止されてしまった。
十津川温泉 南部老人憩いの家 「憩の湯」

入浴料は300円。
もちろん十津川村の湯だけに、かけ流しは保証されている

建物は入口からは平屋に見えたが、浴場は階段を下ったところにあった。
良い湯は階下原則、言うまでもない

浴場は男女別に内湯が一つずつ。
ぼくが入ると入れ違いに先客が湯上り状態だったので、独り占めにて入れた

浴場はこじんまりとしているが、その幅いっぱいを使って奥に浴槽がある。
3人ぐらいまでならゆったり入れそうだ。

洗い場は2人用。
シャワー完備だが、出てくるのは源泉ではない。
水の蛇口にホースが常につながれている状態のようで、冷ましきらない内に浴場へ投入しているのであろう。
とりあえず、もちろん加水はしないことにする。

若干湯気は籠っていたが、天井は高く湯気抜きがしっかりあるため、写真は幾分ぼけつつも困るほどではなかった。
湯気抜きは撮影用にあるわけじゃないけど(^_^;)

無色透明の湯は、共用泉の十津川温泉2号・7号混合源泉。
源泉温度60.2度のナトリウム-炭酸水素塩泉である。

先述の通り加水ホースがいつでも入れられるようになっているため、浴用の過程で加水はされているだろうが、かけ流しは間違いない。
オーバーフローもたっぷりあった。

浴槽レベルで温度は45度…この後少し上がって45.2度と高いには違いないが、共同湯的には許容範囲であろう。
何とか楽しめる範囲の熱めである。

コクのある硫黄臭がしっかりある
タマゴ味と淡い塩ダシ味が美味しい。
僅かだが鉄味も感じた。
そして甘味のニュアンスもあった。
湯口周りの沈着と析出が美しい。
「ホテル昴」と比べてより新鮮と思えた湯体験ができた。

心地よいツルスベ感がある
そしてこの温度にして、少ないながらも泡付きもあったのだ

浴場の広い窓から見える風景は、十津川にかかる赤い鉄橋がよいアクセントだ。
熱いが新鮮でとても心地よい湯。
気に入った

十津川温泉 南部老人憩いの家 「憩の湯」
奈良県吉野郡十津川村平谷626-2
0746-64-0043
入浴料 300円


