これまた久しぶりにワインを。
実はブログアップすべきワインがたくさんあるんだけど、サボってます。。。(^_^;)
前回のワインネタが2014年のクリスマスにあけた「VEGA-SICILIA "UNICO" 1981」というぼくとしては超がつくほどの高級ワインだったが、今回またそのスペインワイン最高峰の"UNICO”(以下ウニコ)をあけてしまった

しかもさらにヴィンテージは遡り、1965年。
50年前のワインである。
通常のワインだととてもじゃないが50年は持たない。
特にフランスワインとなると1965年は不作の年とされており、現在まで寝かしているワインはほとんど市場に出回らない。
スペインワインにしてもとても良い年というわけではないが、イタリアやスペインなどはこのヴィンテージがまだ残っていることがある。
ではなぜ無理をして1965年のワインを持っていたかというと、もうお分かりだろうがぼくの誕生年だからだ
せっかくだから、大好きなスペインワインの超高級な1本を後生大事にとっておいたのだが、さすがに50年が節目だろうということで、あけたのです
この前のケーキでは歳を伏せたが、このワインの紹介でばらしてしまうことになるけど、まあいいや(^o^;)
いくらで購入したかは秘密
現在市場で買うと(そんなに残ってないようだが)、スペインワインとしてはかなり驚くような値段になってるみたいだけど、ぼくの場合はとあるルートからかなりこなれた値段で手に入れ、ず~っと自宅で保存していた。
ラベルの状態は50年の経年にしては悪くない。
産地はもちろん、ぼくの大好きなリベラ・デル・デュエロ。
ちなみに「GRAN RESERVA」というのは出荷までの熟成具合をあらわす表記。
出荷までに60ヶ月、内にオーク樽で18ヶ月以上熟成させている。
ゆえにリリース時に飲んでも十分こなれた味なはずなのだが、スペインワインでも特にウニコは長熟が期待できるワインとされている。
それにしても50年も経ってちゃんと味わえるのだろうか。
実はウニコの1965は10年ぐらい前に飲んだことがある。
そのときは何人かで飲んだのだが、最初はビックリするぐらいの元気さがあった。
しかし時間が経つにつれ徐々にしおれていった感じで、まあそんなもんだろうと思っていた。
保存方法によっても違いがあるだろうし。
まる2日以上立てておいたので、オリはそこそこ沈んでいるはず。
コルクはしっかり新しく、まあこれは上をふき取った後であるが、液漏れはない。
長いコルクを抜いて、グラスに注ぐ。
色はいくぶん濁りは見られるし、熟成をあらわすガーネット色も見られるものの、まだ十分に濃い。
香りはやはり熟成香、アミノ酸の進行を思わすいわば味噌っぽいニュアンスもあるものの、杏やプルーンなどを思わせる、しっかりと甘い系の果実香も十分残っている。
飲み頃はさすがにもっと前だったかもしれないが、味わいには深みや力強さ、複雑さがあり、ちょっと痩せかけてはいるものの、たっぷり楽しめた
今回は以前飲んだ1965よりも状態がよかったのか、ボトルが空くまでほぼ同じ印象をキープしてくれた。
ウニコというワインの底力を改めて思い知ったが、50年経ってもしっかり元気さがありつつ、半世紀熟成の説得力ももちろん含むその内容の豊さに感動
自分もさらに頑張らねばと改めて思わせてくれたのであった
…←そう、これがこういう特別なワインを飲む本来の目的
そうそう、飲み終わった瞬間にラベルがはらりと剥がれた。
とても印象的だったなぁ。
あとウチでキープしているウニコは1本(1986)のみ。
弟分のバルブエナも1本。
まあしばらくは空けませんよ



