
もちろん素通りはしない

↑こちらに見えるのは本館の建物。
創業は江戸時代安政年間。
本館は明治元年の建設である。
まずは本館の玄関前で、恒例の到着ショット。
瀬見温泉 「喜至楼」
立寄り入浴はこのままこちらから入ればよかったのだが、人が居ないので躊躇してしまい、別館の方へ向かってしまった。
純和風の本館に対してその別館は和洋折衷の、これまた素晴らしい風格。
湯治が本館、一般宿泊が別館だ。
別館の一部は大正年間の建築とのこと。
ちなみに湯治部の素泊まりは4320円~。
連泊の二食付コースでも5000円/日で泊まれることもあるようだ。
別館に泊まる一般の二食付き宿泊にも色々コースあり。
風呂付の部屋は、源泉が供給されているらしい。
別館のフロントで立寄り入浴の意思を告げる。
本来なら外から本館へお回りくださいといわれても仕方なかったのだが、係りの女性は中を通って本館の浴槽まで案内してくれた。
そのおかげでステキな建物の中をかなり観察できた。
立寄り入浴料は500円。
立寄り入浴ではこのローマ式千人風呂など本館にある湯のみ入れる。
男女別のオランダ風呂や貸切の家族風呂など別館にある湯には入れない。
建物随所の興味深い意匠を見つつ、もっとゆっくり観察したかったが、案内の女性は風呂場へと迷い無く進む…まあ仕方ない(^_^;)
今回入ることができたのが、ローマ式千人風呂、あたたまり風呂、岩風呂の3つ。
写真も多いので、2回に分けてアップします。
それにしても本館の浴室周りはグッとくる
各浴室の脱衣棚の上のユニークな昔話レリーフ?は、ぼくの喜至楼の昔からのイメージ。
↑これは花咲じいさんか。
↑こちらは金太郎。
ああ、こんな棚が欲しい
では名物浴場にもなっているメインの「ローマ式千人風呂」へ。
こちらは基本的に混浴である。
ローマ式千人風呂
とても広い丸い浴槽。
千人はもちろん無理だが(^^ゞ、2~30人(ずいぶん違う)はわいわい入れそうだ。
そこを独り占め、貸切状態で入れた
湛えられる無色透明の湯は、供給の町営5号源泉。
5号ということは、1~4号が気になるのは相変わらず
源泉温度67.3度のナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉。
pHは7.6で、溶存物質総量は1.95g/kg。
硫酸イオンは581.2mg。
浴槽を別の角度から。
・・・丸い浴槽は見た目が変わらない(^o^;)
しかし左隅に見えるタイル画は・・・
おお、ローマ式というぐらいでモチーフが洋モノだ
真ん中の支柱が湯口である。
この真ん中から四方に出ているのが源泉と思いきや…これは加水用の水。
水道水ではなく、沢の水とのこと。
源泉は柱の下から出ていた。
源泉を出す湯口は他にもあったかもしれないが、写真はこれだけ。
心地よい、淡い焦げ硫黄臭がする。
淡い塩味とダシ味のブレンドは、薄口だがまろやかでなかなか美味しい
加水はしているものの、かけ流しである。
タイルは経年によりところどころ剥がれているものの、浴槽内外とも美しい。
このローマ式千人風呂浴場の一角にはゴツゴツとした打たせ湯コーナーがある。
使用される源泉は同じ。
落とされる湯は細いため圧は弱いが、もしかしたら加水なしの源泉?…未確認。
自然なスベスベ感があった。
何より豊かな湯量の浴槽、これを一人で入れて大変贅沢だった。
残りの浴槽は次回に。
瀬見温泉 「喜至楼」
山形県最上郡最上町大字大堀988




















