三島町には早戸温泉の他、宮下温泉があり、只見川を挟むように宿や立寄り施設がある。
今回はその中の宿「栄光館」を訪れた。

2011年の只見川の水害で一時休業していたが、館内をリニューアルして再開した宿だ。
宮下温泉 「栄光館」

立寄り入浴料は550円。
まっとうな温泉の手形で無料にて入れてもらえた
こじんまりとしてながら、全体的に新しくて清潔感がしっかりある。
写真は無いが、渡り廊下のあたりが特に新しい。
きっとかなりの被害だったのだろうと思いを馳せた。
宿の方の心意気に胸が打たれる。

浴槽はL字型の内湯のみだが、10人以上が楽に入れるぐらいの広さだ。
露天風呂はないが、広い窓から見える緑と只見川の雄大な流れが目に心地よい。
浴室いっぱいに淡いが石膏臭が漂っていた。

注がれる源泉は「宮下温泉 第2源泉」。
ちなみに川を挟んだ別の宮下温泉の宿は源泉が違うそうだ(後日来訪)。
源泉温度63.2度のナトリウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩温泉。
168リットル/分の湧出量があり、おそらく完全かけ流しで使用しているであろう。
総計は3.924g/kgで、硫酸イオンと炭酸水素イオンが800mg前後で拮抗している。
pHは6.8と中性。
浴槽レベルで白黄色ささ濁りと言った感じか。
淡い石膏臭と共に、やや苦味のある淡い塩味がする。
仄かだが炭酸風味も感じた。
遊離二酸化炭素は214.8mgほど。
なかなかエロティックな湯口
に見られるように、白茶のグラデーションがある析出物が目立つ。
これは浴槽全体に形成され、なかなか味わい深い。
早戸温泉と似ているようで、やはり違うのが面白い。

浴感はスベ8キシ2ぐらいか。
浴後はサラサラする。
西山温泉ハシゴから全く違う系統の湯で身体がリニューアルされた。
途中の東屋みたいな場所で飲んだ炭酸飲料の美味かったこと
ぼちぼちこのときのツアーも終盤である。
宮下温泉 「栄光館」
福島県大沼郡三島町大字宮下字塩水4113
0241-52-2636



