
ゲートに迎えられ、駐車場に車を置き、徒歩で短い温泉街を散策。

住宅地の中にポツっと宿や商店があり、大きめの側溝がなんとなく情緒をかもし出す。
吉岡温泉には共同湯が2つあるのだが、まずは温泉街の真ん中にあるモニュメント的な「株湯」を訪れた。
なかなかモダンな温泉モニュメント

溢れる源泉は配湯の共同湯と同じため、無理(?)はしない

近くには吉岡温泉の由来と「株湯」の説明看板があった。
この株湯のほかにバス停に足湯があったり、湯が豊かな印象を与える。
さて、2つの共同湯の内、まず先に訪れたのが、ほとんど地元の人しか訪れないと思われる「下湯」。
吉岡温泉 「下湯」

街並みに溶け込みすぎて、看板が無ければまず見過ごすであろう
中に受付はあったが人はおらず、箱に200円を投入。
すぐ奥にある浴場へ。
先客がいたが程なく貸切状態に。

湯気で白っぽくで失礼。
シンプルで飾り気のないタイル浴槽は、3~4人ぐらい入れる大きさか。
無色透明の美しい湯が完全にかけ流されている。

浴槽に向けて蛇口が2つ並んでいるが、使用されていない。
勝手に想像するに、以前の源泉が熱く、それを加水しながら使用していた時期があったりしたのでは
そして現在はその奥の浴槽内に引き込まれたパイプから源泉が供給されている。
注がれる源泉温度は50.5度だが、配湯のため温度が下がっており、浴槽内給湯で実際ちょうどよい温度だった。
源泉名は吉岡温泉 新設集湯槽。
総計0.538g/kgの単純温泉。
pH7.9の弱アルカリ性で、ほぼ無味無臭だが、淡く芒硝泉っぽい薬臭みたいなものを感じた。
硫酸イオンが112.7mg、炭酸水素イオンが110mgと近い数値。
スベスベ感は結構感じられた。
適度にリニューアルされながら地元に息づいている共同湯という感じで好感が持てた。
次は観光客も訪れる方の共同湯「吉岡温泉館」へ向かう。
吉岡温泉 「下湯」
鳥取県鳥取市吉岡温泉町142
0857-57-0800(吉岡温泉旅館組合)
入浴料 200円
<源泉:吉岡温泉 新設集湯槽>
単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
50.5度
pH7.9
成分総計 0.538g/kg
300リットル/分
無色透明
淡薬(芒硝)臭あり
ほぼ無味
しっかりとしたスベスベ感あり
完全かけ流し
2014年3月入湯
※数値はH21の分析表より




