山形の温泉をしばらく続けたが宮城へ移動。
このとき(3月)の湯巡りも終盤へ差し掛かる。
蔵王温泉は山形県だが、宮城県の刈田郡には蔵王町がある。
旅行者的には少々ややこしい![]()
蔵王温泉と蔵王町は蔵王連峰をはさんだ逆側にある関係だ。
この蔵王町あたりも温泉はいくつかあるが、今回はまず遠刈田温泉に少し立寄った。
遠刈田温泉の宿は点在しており、旅館が立ち並ぶ温泉街という雰囲気はあまりない。
1600年代の慶長年間に開湯されたらしく、やはりこけしの街でもあるようだ。
共同湯が2つと、少し離れたところにセンター系の立ち寄り施設が1つある。
立ち寄り施設の黄金川温泉は今回パスしてしまったが、共同湯は2つとも訪れた。
最初は規模が小さい方の「壽の湯」へ。
遠刈田温泉「壽の湯」
建物は重厚なイメージだがわりと新しい。
いきなり男女の「ゆ」の字暖簾の上に構える屋根は唐破風の堂々たる存在感(写真は下)がある。
番台形式の受付で300円を支払い、浴場エリアへ。
脱衣場は広め。
先客は少々。
普通の光景だがなぜだろう、なんかだらしない感じだなぁ![]()
やはり脱衣棚や篭からは湯美学的にもハミ出させてはいけないね![]()
ガラスの連子戸を開けて、いざ浴場へ。
シンプルだが広めの浴槽。
黄茶色にささ濁った湯は遠刈田7号泉。
源泉温度68.7度のナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉を加水かけ流しにて使用。
微金気臭と微鉄味がある。
高い源泉温度に加水しているとは言え、かなり熱めの加減。
いいじゃないか、これでこそ共同湯![]()
硫酸塩泉系のパリっとした浴感がさらに熱さを感じさせる。
pHは7.0の中性で、特に浴感には特徴を感じなかった。
あえて言えばスベキシ系か。
総計2g台の濃くはない、どちらかというと地味めな湯だが、控えめな赤茶系の色素沈着も見ようによっては味わい深い。
もう一つの共同湯もそうだが、朝5時からやっている(途中一度閉まるが)のもあり、地元の方を中心に、観光客もわりと入ってそうな共同湯だ。
遠刈田温泉「壽の湯」
宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉旭町34
0224-34-1990
入浴料300円
<源泉:遠刈田7号泉>
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性・中性・高温泉)
68.7度
pH7.0
溶存物質総量 2.2562g/kg
黄茶色ささ濁り
微金気臭あり
微鉄味あり
ややスベキシ感あり
加水かけ流し




