瀬田温泉「山河の湯」 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

久しぶりの温泉ネタは途中で止まっている東北シリーズではなく、5/12でクローズしてしまう、東京都世田谷区にある瀬田温泉「山河の湯」

平成8年からの営業だから、20年は続かなかったことになる。

10年以上ぶりの再訪…と言うのも、最近の日帰り施設に比べてどうしても入浴料が高く、瀬田の交差点近くにあるため年に何度も前を通るのにスルーしてしまってきた。

クローズが決まってから入浴料が若干割引されたこともあり、浜松帰りに惜別入湯してきた。



瀬田温泉「山河の湯」



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通常は平日昼間だと入浴料2300円のところ、閉館キャンペーンで1700円

大小タオルと館内着がつく。

ちなみに2000円利用で駐車場1時間無料。

なかなか微妙な設定だにひひ

混浴エリアが水着着用なのだが、レンタル水着が300円

これにする手もあったなぁ。

ぼくはランチをゆっくり食べ、1時間をかなり越えてしまったため駐車場追加料金が500円かかった。

場所を考えると仕方ないだろうが、やはりお金がかかる施設ではある。


ではいざ、浴室へ。

さすがに平日の昼間、わりとすいていた。


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横に長い施設で、入ってすぐ右がかけ湯、左が洗い場となっている。


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このかけ湯がかけ流しであり、浴槽(?)が小さいため一番鮮度がよい気がした。

思わず中に入りたかったが、目立つ場所にあるため断念(^^ゞ


湯はなかなか個性的なのだ。

微アブラ臭淡い粘土臭、それにミントっぽい香りがするのだがそれは消毒の香りだろうか。

消毒の有無についての表記はなかったが。

淡い茶褐色透明だが、この写真では分かりにくいだろう。

同じエリアの溝口温泉 などにも少し通ずる個性だ。

ただし塩味はもっとしっかりある。

等張性ナトリウム-塩化物泉である。


次に向かったのは内湯の一番奥にあるメイン浴槽。


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モール系の透明な褐色湯が美しい。

オーバーフローもあるが、循環メインのようだ。

湧出量が330リットル/分あり、この浴槽を含め加水している浴槽はないとのこと。


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僅かに甘味を感じるがやはり塩味しっかり。

源泉温度は45.1度と理想的だが、広めの浴槽だとぬる目になるだろう。

ぼく的にはどの浴槽もイイ感じのぬる目でリラックスできた。


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そして特出すべきはそのツルスベ感にひひ

これぞ都内のモール泉。

pH7.7と弱アルカリ性だが炭酸水素イオンも900mgぐらいあり、メタケイも110mgほど。

よいバランスの湯だ。



次に向かったのが手前にある寝湯


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寝湯といってないがしろにしてはいけない。

ここは源泉かけ流しである。


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源泉はこの看板を掲げている柱(?)の下から出ていた。


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冷めないように浴槽内に投入する方法だ。

一番湯口側に横たわると、足元から熱めの湯がじわじわ出てくるのがわかる。


オーバーフローが見えないが、湯口と反対側でちゃんとかけ流されていた。


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ちょっと分かりづらいが、へりの下の穴からゆっくりと排出されていた。



そして内湯の真ん中にある泡湯


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ご覧の通り人工的にブクブクさせている、例のヤツである。

スーパー銭湯系だと大抵が循環で塩素臭撒き散らしが多いためスルーしがちだが、ここの泡湯には思わず立ち止まらせる表記がある。

まずはこれ。


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源泉かけ流しとなっている。

オーバーフローは一向に見えないのだが、浴槽の壁に排湯が流れる隙間がたくさんあり、それは回さずに新鮮な湯を入れているのだろう。

泡立てているため湯は濁り、土っぽい粘土臭が強調される。


そしてこの表記。


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泡湯(39℃前後)温泉遺産認定とある。

そう、都内の温泉では貴重な温泉遺産に認定されている浴槽なのだ。


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温度計は43度ぐらいを差していたが、浴感では40度ぐらい。

攪拌により温泉成分をより感じることができる。

天然ジャグジーではないので邪道だとは今でも思うが、それでもなかなか値打ちの泡湯であった。


最後に向かったのが男性用露天風呂。

ちなみに水着着用混浴露天風呂は行かなかった。源泉が違ったらもちろん行ったのだが(^^ゞ


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淡い褐色透明な湯が陽光にきらめいて、何とも美しい晴れグッド!

こちらも循環併用だとは思われたが、オーバーフローもしっかりあって、気分は十分かけ流し。


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湯の投入量はここでも多くはないのだが、お客の少ない時間帯というのもあってか、新鮮な感じは保たれている。


そして見逃しがちだが、湯の成分による析出・沈着具合も地味ながらイイ感じなのである。


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濃厚ではないが、しっかりとした成分を感じる自然の造形はやはり美しかった。


気候もよく、まさに露天風呂日和。


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予定よりも長湯してしまった。

ちなみにこの岩の向こう、階段を降りていくと混浴露天風呂エリアである。

パッと見、中年男性が2~3人のみといった感じだったにひひ

300円で水着を借りて、最後だから行っておいてもよかったかな。


以前来たときは今ほど湯マニアではなかったのでチェックも甘かったが、再度こうやって確認してみると、なかなか魅力的な湯であり施設である。

この源泉が失われるのは何とも寂しい。

形を変えて、湯だけでも利用できる方法はないのだろうか。


惜別を込め、写真多めでアップしました。

この記事を上げてからクローズまで丸1日。

間に合う方は、ぜひどうぞ。



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瀬田温泉「山河の湯」


東京都世田谷区瀬田4-15-30

03-3707-8228


入浴料 2300円のところ閉館キャンペーンで1700円

<源泉名:瀬田温泉>

ナトリウム-塩化物泉(等張性・弱アルカリ性・高温泉)

45.1度

pH7.7

成分総計8.618g/kg

1700m(掘削・動力揚湯)

330リットル/分

淡褐色透明

微アブラ臭、淡粘土臭あり(ミントの様な香りは消毒?)

塩味あり

しっかりとしたツルスベ感あり

かけ流し浴槽あり