横向温泉「中の湯旅館」 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

※横向温泉「中の湯旅館」は閉館したとのことです

 

3月の東北湯攻め、続き。

 

横向温泉下の湯を持つ「滝沢屋旅館 」を満喫した後は、もうどこかに立寄る気をなくしてしまった。

まだ日は沈んでないが、今宵の宿へ向かおう。

下の湯の次は中の湯

そう、「中の湯旅館」だ。


 

を分ける峠まで戻り、中の湯旅館への一本道に入る。

それにしても「婦人の名湯」はよいにしても、「頭のよくなる霊泉」は大丈夫か?…にひひ

 

砂利道を進むと建物が見えてきて、お馴染みの看板に遭遇。


 

看板の通り、いわゆる素泊まりも可的な宿ではなく、完全に自炊宿である。

ちなみに自炊をしない人は、上の湯である「マウント磐梯」の食堂まで食べに行くらしい。

この「中の湯旅館」と「マウント磐梯」、名前のノリも建物も雰囲気も全然違うが、兄弟経営とのこと。

中の湯旅館」に泊まると「マウント磐梯」の湯へ無料で立寄れるのだにひひ

もちろん翌朝に行きましたよ…その話はまた別途。

 

ではいよいよ宿の中へ。

 

 

横向温泉「中の湯旅館」

 


 

建物は存分に鄙びているにひひ

昔の姿を丁寧に保存系」ではなく、「時代の経過にまかせ、その都度その都度最小限の手を加えながら生きながらえている系」だにひひ

 

女将の、意外にもしっかりメイクに、逆になぜか親しみを感じたにひひ

要所要所に宿の自虐ネタを放り込みながらの施設の説明も楽しい。

 

案内してもらった部屋はこんな感じ。


 

なかなかこざっぱりしているように見えるが、床は傾いているにひひ

写真の左側が下がってる感じ(^^ゞ

寝る角度を間違えると頭に血が上るが、要は間違えなければ何の問題もない。

大型ストーブとコタツで、暖についても快適だった。

 

部屋からすぐのところに自炊コーナーがある。


 

食器も多く、そのまま生活感が漂っている。

このときは出来合いのものをかなり持ち込んでしまったため、自炊らしい自炊はせずじまいだったなぁ。

 

では浴場へ。


 

階段を少し下がったところに浴場はある。


 

ここもよい湯は階下原則だねにひひ

 

脱衣場の隅にある謎の像の上に細かな料金設定が掲げてあった。


 

何とも明朗会計でいいではないか。

そしてこの像、夜中はなかなかの存在感を出すのだがにひひ

浴場はメインの混浴浴槽が2槽、女湯が1槽(露天風呂は冬季には湯を張ってない)。

それぞれは浴室内から相互出入りが自由になっている。

湯治客は入浴者数に応じて、あるいは湯の温度に応じて、男女かまわず入り分けているらしい。



 

こちらがメイン浴槽。


 

夜中にお邪魔した女湯は暗くて写真が撮れなかった。

源泉はこの混浴浴槽の右側と同じと思われる。

 

その右側の浴槽には古くからの源泉のみが注がれていた。


 

分析表だと源泉温度が28.8度となっていたが、34~5度はあったと思われる。

これは隣から入り込む湯の影響(後述)もあるだろう。

ほぼ無色透明(僅かにささ濁り)単純温泉

だが微アブラ臭があり、微塩味微甘味も感じられる。

茶色の湯の花も舞っており、なかなかの存在感のある湯だ。

湧出量は5.1リットル/分と少ない数値になっていたが、女湯を考えるともう少しあるのではないか。

いずれにせよ見合う大きさの浴槽にもちろん加温・加水などのない完全かけ流し


 

スベスベ感もあり、ずっと入っていたくなる湯だ。

下の湯 ともしっかり違う。

 

そして向かって左側の湯には、この古くからの源泉の他に別の源泉もミックスされていた。

 

それに対する説明文もある。


 

このミックスにより、左側の浴槽は40~41度ぐらいの温度となっていた。

もう一つの源泉にたいする分析表は見受けられなかったが、この説明文によると含鉄-炭酸泉ということになっている。

この源泉の方が少し濃い感じ。


 

微アブラ臭の他に微硫化水素臭淡い金気臭もある。

味わいもそれに順ずるもので、なかなか素晴らしい湯だ。

この源泉だけに入りたい場合は露天風呂に入れる季節に再訪しないといけない。

※こちらの源泉は上の湯、マウント磐梯からの引き湯だそうです。

 

この2つの浴槽は区切りはあるものの、互いにオーバーフローしあっているため混ざり合っている。


 

どちらにせよ素晴らしい湯だ。

この2つの浴槽があれば、どんな季節でも何時間でも入ってられそうだ。

実際に合計で3時間以上入っていたかな。

 

立寄りで300円も安くていいけど、やはりぜひ宿泊してじっくり味わうべき湯。

今度は緑の季節にきて、露天風呂にも入りつつ、やはり宿泊したい。

 


 

横向温泉「中の湯旅館」 ※休業のあと閉館したとのこと

 

福島県耶麻郡猪苗代町大字若宮字中ノ湯甲2975

0242-64-3341

 

宿泊料 3450円(冬季は1部屋につき暖房費500円)

<源泉名:中ノ湯>

単純温泉(低張性・中性・低温泉)

28.8度(現状ではもう少し高い?)

pH7.0

成分総計0.788g/kg

5.1リットル/分(動力揚湯)

ほぼ無色透明(僅かにささ濁り)

微アブラ臭あり

淡塩味・微甘味あり

スベスベ感あり

茶色の湯の花あり

完全かけ流し

 

左の浴槽に含鉄-炭酸泉の源泉も投入あり

微アブラ臭、微硫化水素臭、淡金気あり

42度以上の源泉温度あり(詳細不明)