湯の平温泉「松泉閣」 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

応徳温泉 を楽しみ、昼食もしっかり摂った後に向かったのが、この日の湯巡りのメインとなる湯。

2012年11月いっぱいで無期限営業休止となることに決まってしまった湯の平温泉「松泉閣」

何でも運営する会社が本業に専念するためとのことらしい。


一度休業した宿が復活するのは結構大変と聞く。

ましてやかなり山奥で400m歩かないといけない立地のこちら、休業の間に建物はもちろん、道も朽ちてしまうのではないのか…何より源泉はどうなるのだろう(´・ω・`)

まあ営業はしてなくても、その本業の会社の保養施設的に使われてでもしていれば、望みは繋がるだろうが…。


勝手な憶測はさておき、休業まであと2週間ばかりとなった宿へ立ち寄りに向かう。


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その入口は応徳温泉からも歩いて行けるぐらいの距離。

ぼくはなんとなく、六合の道の駅に車を停めたまま向かった。

ここから30mほど下ったところに専用駐車場がある。


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専用駐車場の脇には荷物や資材などを運ぶロープウェイがある。

屋根のない車体のため特殊索道と呼ばれるタイプだ。

山間の温泉にはたまに宿にロープウェイやケーブルカーも持つところがあるが、荷物専用とは言えこっち系のマニアもいるはずにひひ


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ぼくもちょっと乗りたかったなぁ。

実際これに乗ったら(かなり怖いだろうけど)あっという間に宿まで着きそうだ。


しかし人間は歩いて行くことになる。


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宿に繋がるインタホンがあり、そこで今から向かって立ち寄り湯は大丈夫か確認する。

OKとのことで、いざ出発!走る人

紅葉もここまで来るとちょっとピークは過ぎていたようだ。


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それでも白砂川とのコントラストはなかなか美しい。


名物のつり橋に差し掛かる。


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つり橋って好きなはずなんだけど、祖谷のかづら橋や十津川の八瀬のつり橋ではコワイ思いをした(^^ゞ

さすがにこのレベルなら、何とか普通に渡れる(^_^;)


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しばし足を止め、景色を眺めること少し。

やっぱり山の宿はいいね!


そして10分ほどで宿に到着。



湯の平温泉「松泉閣」



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立ち寄り入浴料500円のところ、自遊人のパスポートで無料。

入浴できるのは露天風呂のみ。

現在男湯の方はあまりに落ち葉が多かったため一度湯を抜いて掃除をし、湯を張っている途中。

まだまだ入れるレベルにはなってないので女湯の方へどうぞとのこと。

ただし先客が何人かいるとのこと。


こちらの露天風呂、建物からそれなりに離れており、また階段を下っていく。


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帰りに車まで戻る頃にはそれなりに腿がパンパンになってそうだ…ああ、運動不足(^_^;)

さて、湯に着くと5~6人のグループがそろそろ上がろうかなあとしているところ。

その間、源泉観察へ。


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浴槽の脇にもうもうと湯気を上げるエリアがあり、そこが源泉湧出地なのだがなかなか近づけない。


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動力揚湯なのだが、よじ登ってもよくわからなかった(^^ゞ


さて、男湯はやはり10cmぐらいしか湯が張ってないため入れず。


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女湯でしばらくグループと一緒に入浴。

数分後に独り占め状態となったにひひ


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露天風呂は大小2つの浴槽がある。

色とりどりの岩で作られている。

奥の浴槽の奥が源泉地のためてっきり奥の小さな浴槽が熱めだと思ったら、これがかなりぬるい。

手前の大きな浴槽で適温である。

どういう仕組みになっているのか。


ここから振り返るとオープンな脱衣場。

他に人が居なければ夏場はここで寝そべるのもありかにひひ


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さて、湯の観察へ。

源泉温度71.2度ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉

ほぼ無色透明


先の応徳温泉同じ泉質名だが、湯の感じは意外に違った

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源泉が流れている湯口周りには白や緑の析出物が少し見受けられる。

そしてその源泉は、この湯口付近で個性がしっかり感じられた。

味見しなさいとばかりにコップも置いてある。


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淡アブラ臭微硫化水素臭がある。

味わいにも淡くアブラ味とタマゴ味が感じられた。


そしてこの湯口の湯は奥の小さな浴槽にいきなり注がれるのではなく、基本的にパイプを通して手前のメイン浴槽へ、浴槽内から注がれていた。


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さすがにこの近くだと熱いが、ほんの少し泡がつく

白いのを中心に糸状や綿状の湯の花も結構舞っている。

使用方法はもちろん完全かけ流し


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硫酸塩泉らしく、最初はパリっとした浴感

最終的にはスベ2キシ8といった感じか。


そして角度を変え、川をバックにもう1枚。


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川面は写らなかったが、こういう露天風呂を独り占めする気持ちよさは格別。

予定よりも長湯してしまったにひひ


宿の建物に戻るとご主人が出てきた。

本業云々で休業とまではそのときは知らなかったので、単に「本当に休業しちゃうんですか」とたずねたら、「どこで知ったの?」と言われた。

まだ公にしてないつもりだったのか…秘湯を守る会のトップページにちゃんと出てますよって回答。

休業は本当だし、再開は全く分からないとのこと。

それ以上は語ろうとしなかったが、迷いはない感じはしたかな。


アブラ風味もある素敵な源泉、いつかまた入れるようにしていただきたいものだ。



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湯の平温泉「松泉閣」


群馬県吾妻郡六合村入山4043

0279-95-3221


立寄り入湯料500円のところ、自遊人のパスポートで無料

<源泉:第一号源泉>

ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)

71.2度

pH8.3 

成分総計1.12g/kg 

ほぼ無色透明

淡アブラ臭と微硫化水素臭あり

淡アブラ味と微タマゴ味あり

白を中心とした糸状や綿状の湯の花あり

最初はパリッとし、後にスベ2キシ8の浴感

完全かけ流し