「滝の湯
」の後に立寄った鳴子温泉は2つ。
どちらも複数の泉質の源泉を持つ宿だ。
まずは何と4種類の源泉を持つ「姥の湯」。
開湯400年という歴史のある宿。
まとめるのがなかなか大変だ(^^ゞ
なお宿のサイト の温泉データと浴室に掲げられている新しい分析表のデータが結構違っているが、分析表のデータを元にすることにする。
鳴子温泉「姥の湯」
道路から入ってまず手前に自炊棟がある。
そこの駐車場に車を停め、奥まで行くと正面玄関。
立ち寄り入浴料は500円で、湯めぐりチケットなら2枚で済むが、もうチケット切れ(^_^;)
結果的にすべての浴槽を独り占めできたが、4つある源泉・浴場の内にどれから攻めようかとしばし迷った。
露天風呂が時間で男女切り替えになっており、どうやらタイムリミットっぽいので、まずはそこから。
露天風呂「啼子の湯」
こちら源泉名は「旧姥の湯」。
と言うことは元はこの湯から始まったのだろうか、こちらは。
「含芒硝-重曹泉」と掲げられている。
庭に溶け込んだ浴槽はなんとも心地のよい大きさ。
微々黄色透明のナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉が完全かけ流しで湛えられている。
赤茶色っぽい沈着が見受けられ、温泉感を煽る。
源泉温度は56度。
pH7.5の弱アルカリ性。
ほぼ無臭で仄かな甘味がある。
かけ流し具合もイイじゃないですか![]()
淡いスベスベ感があった。
ほんわり和んでいる内に男湯時間タイムアウト。
女性が入ってきたのでそそくさと退散![]()
「亀若の湯」
館内に入って一番目立つ浴場がこの「亀若の湯」。
源泉名はその名も「姥の湯」である。
看板の上には「単純泉」と掲げられているが…。
泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉。
微々黄白色にささ濁っている。
源泉温度は49.4度。
もちろん完全かけ流しだ。
微石膏臭があり、ほぼ無味。
pHは7.2と中性。
自然な緑黒っぽい沈着がある。
ゆるやかなかけ流しは沈思黙考するのによい![]()
とは言えいつもの半顔ショット![]()
浴感はさほど特徴がないため表現が難しいが、淡スベキシ感とでも言おうか。
地味ながら味わい深い湯だ。
「源義経風呂」
ここのきて「~の湯」ではなく、源義経風呂である![]()
宿自体が「義経ゆかりの湯」と謳っており、義経の第2子の亀若丸が産湯に使ったということになるのだろうか。
ではかたじけなく頂戴いたそう。
これまたなかなかの趣がある浴槽。
鳴子を巡っていると素敵過ぎる浴槽が多くて、それが当たり前のように感じているが、今こうやって見ると非常に惹かれる浴槽だ![]()
源泉温度56.2度のナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉。
もちろん完全かけ流し。
無色透明でほぼ無味無臭。
pH7.7の弱アルカリ性。
含土類-芒硝泉とあるが、現状の泉質的には土類はカウントしないのではないか。
弱めのスベスベ感があった。
なお同じ源泉を使用した貸切風呂もあったが、湯は張ってなかった。
こちらもかなり趣きある浴槽だけに、浸かってみたいと思わせる![]()
「こけし湯」
最後が硫黄泉の「こけし湯」。
ところがこちらは湯を入れ替え中で入れなかった![]()
浴槽の湯は深さ約5cm。
これではねぇ…。
出来る部分で観察を。
源泉温度65.4度の含硫黄-ナトリウム・炭酸水素塩-硫酸塩泉(硫化水素型)。
硫化水素臭とタマゴ味がある。
フルに湯がたまると白濁しているかもしれないが、この時点では無色透明だった。
これ以上はいつかちゃんと入って記録したい。
500円でこの源泉天国は素晴らしかった!
自炊なら3000円台前半から泊まれそうというのも素晴らしい。
ここもいつかじっくり時間をすごしたい宿だ。
鳴子温泉「姥の湯」
宮城県大崎市鳴子温泉河原湯65
0229-83-2314
立寄り入浴料 500円(湯めぐりチケット2枚)
すべて完全かけ流し
<露天風呂・啼子の湯(旧姥の湯)>
ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
56度
pH7.5
成分総計 1.510g/kg
微々黄色透明
ほぼ無臭で仄かに甘味あり
淡スベスベ感あり
<亀若の湯(姥の湯)>
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉(低張性・中性・高温泉)
49.4度
pH7.2
成分総計1.1838g/kg
微々黄白色ささ濁り
微石膏臭ありでほぼ無味
淡スベキシ感あり
<源義経風呂>
ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
56.2度
pH7.7
成分総計 1.3545g/kg
無色透明
ほぼ無味無臭
弱スベスベ感あり
<こけし湯>
含硫黄-ナトリウム・炭酸水素塩-硫酸塩泉(硫化水素型)
65.4度
pH7.1
源泉で無色透明
硫化水素臭とタマゴ味あり



















