浜松ネタの最後。
まだ居たい楽器博物館 を後ろ髪を引かれる思いで出た後、浜松で昼食をとってから横浜に向かう ことにした。
さて、その昼食の候補は2つ。
宇都宮を抜いて全国一の消費量になった浜松餃子か。
全国からマニアが集うというとんかつの名店か。
餃子屋が絞り込まれてなかったので、まずはとんかつ屋に行き、並ぶような状況だったら餃子にすることにした。
そして向かったのが、とんかつ「幸楽」。
カウンターが6~7席程度の店だが…先客は2人だ、入れる![]()
というわけで、その至宝のとんかつに決定!
店は簡素で、どう見ても高級店には見えない。
意外とメニューは多いが、メインはロースかヒレのとんかつ定食。
共に松竹梅があり、ロースもヒレも松が3500円![]()
竹と梅はそれぞれで微妙に違うが、2000円台後半と前半となる。
ご主人に違いを聞くと、豚そのものが違うとのこと。
だったらこの際せっかくだから、松で行こう!
しかもやっぱりロースでしょう、豚肉好きなら!
事前に仕入れた知識によると、ここは脂を喰らう系の名店とのこと。
国産の純潔黒豚の最上の部分しか仕入れないらしい。
肉が手に入らないと店を閉めるという、こだわりで40年間やってきたそのご主人は、まさにミスターとんかつ屋のあるじといった風貌![]()
否が応にも期待が高まる。
待つこと15分ぐらいだろうか、やってきました、ロースかつ定食。
調理中はじっとご主人を見ていたのだが、揚げる前からその肉に驚いた。
脂身が3/4ぐらいあるのだ。
真っ白に美しい脂身が。
それを実に分厚く切り、さらに脂の端を整え、比較的低温と思われる油で揚げていく。
ちなみにヒレかつ定食にはレモンがつくが、ロースの方にはつかない。
レモンが脂の味わいを邪魔するからとのご主人の弁。
徹底的に脂の旨味を食べさせるとんかつなのだ。
その断面はこんな感じ。
光ってわかりにくいと思うが、ほとんどが脂身だ![]()
これが実に甘く、ジューシーで、臭みなど全くなく、しかも柔らかい。
どうしても食べなれている赤身の部分を無意識に探してしまうが、いやこれは別次元のとんかつだった。
とんかつソースももちろん置いてあるが、その場で削る塩で食べるとより脂の味わいがはっきりする。
確かに本気で豚肉が好きならば、一度は食べる価値あり。
豚肉は脂で語れ。
そう教えてくれた一皿である。
しかし考えてみたらかなりのカロリーであろう。
ホテルの朝食を結構がっつり食べたぼくは、ご飯のお代わりもできず、この肉との格闘で完全に満腹状態。
夜はライブをやったのに、次の日の朝まで何も食べなくとも空腹感を覚えなかったのだった![]()
とんかつ「幸楽」
浜松市肴町317-13
053-452-3754
12-14時 17-20時
定休日 月・火曜



