浜名湖界隈にはいくつか温泉がある。
その中でも比較的規模が大きいのが舘山寺温泉。
ただし温泉好きの間であまり話題になることはない。
とは言え、話題の星野リゾートも参入してきている温泉郷でもある。
そんな舘山寺温泉の宿の一つ、「かんざんじ堀江の庄」に温泉博士の手形を使って訪れた。
新東名が開通する前の話。
舘山寺温泉 「かんざんじ堀江の庄」
なかなか大きなホテルだ。
地上6F建てで全35室あるとのこと。
夜になってからの訪問で、しかも博士の手形使用(無料)というのにフロントの対応も丁寧で気持ちよい。
まずは1Fにある大浴場「庭泉湯」へ。
脱衣場にはきっちり分析表が掲げられている。
それによると泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・強塩温泉となっており、源泉は舘山寺第4泉源を使用しているようだ。
源泉温度は33.7度とのことで、成分総計も22.77g/kgと高張性である。
さて、実際の浴槽ではどうなっているか。
広々と気持ちよいが、湯は無色透明。
ほとんど無味で塩素臭あり。
はっきりいって、ほとんど真湯である。
泉質から遠く離れた湯が循環されていた。
おそらく源泉が使用されていたとしても、ごく僅かであろう。
加水・加温、循環・塩素インで、源泉のおもかげは全くといっていいほど、ない。
しかし浴場は清潔で広々としており、温泉と思わなければ至極快適。
貸切で使用させてもらった。
博士でタダで入っている。
文句の言える筋合いは全くないのだ。
階上30mにある浜名湖展望露天風呂にも入ることができる。
エレベータで上がるが、夜景が楽しめるというほどの灯りはない。
ただ心地よい風が吹き、浜名湖の空気が運ばれてくる。
こちらの湯も無色透明で加温・加水・循環・塩素インではあるが、何と少し苦味を帯びた塩味を感じた!
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉らしさがあったのだ!
そんなレベルで喜ぶのもどうかと思うが
、これまた貸切で夜の階上露天風呂を独占できるわけだから、その事実の尊いことよ!
まあ源泉本来の表情は相変わらずうかがい知れなかったとは言え、無料で貸切の贅沢さを味わえたのと、女性スタッフの接客の丁寧さで温泉本来を追求する姿勢が若干萎えたことは、個人的に否めまい![]()
と言うわけで、ガッツリ本格的に温泉を楽しみたい人には薦められないが、その辺にこだわりの無い人なら心地よく過ごせると思いますよ。
それに最近できた未湯の日帰り施設「華咲きの湯」では源泉かけ流しの浴槽もあるらしいので、このエリア再訪の可能性もあり!
舘山寺温泉 「かんざんじ堀江の庄」
静岡県浜松市西区舘山寺町2061
053-487-0005
入浴料1000円のところ、温泉博士の手形で無料
ナトリウム・カルシウム-塩化物・強塩温泉 <舘山寺第4泉源>
33.7度
pH7.4
成分総計22.77g/kg
露天風呂でほぼ無色透明・ほぼ無臭(塩素臭)
少し苦塩味塩素臭
加水・加温・循環ろ過・塩素消毒




