俵山温泉 を後にして向かったのは、同じ長門市にありやはり山口県を代表する古湯、長門湯本温泉。
音信川(おとずれがわ)という素敵な名前の川のほとりに並ぶ、これまた情緒溢れる温泉地だ。
長門湯本温泉(地元では単に湯本温泉)には共同湯が2つある。
「恩湯」と「礼湯」。
まず向かったのは千代橋のたもとにある瓦屋根のどっしりとした寺院風の「恩湯」。
ちなみに定庵禅師が住吉大明神と出会いそのお告げで発見された温泉に因み、「大明神への報恩の湯」と言う意味で「恩湯」と名づけられているとのこと。
長門湯本温泉 「恩湯」
この「恩湯」の中に入る前に、建物の下、ちょうど河原に下りたところに露天風呂的な浴槽(?)を発見。
浴槽と言うには湯の量があまりに少ない。
ここは以前は洗濯場だったらしい。
現在は使われてないようだが、どうも中途半端な湯の入れ方だ。
そういえばここに入って写真を撮ってた人がいたなぁ![]()
さて、「恩湯」に戻る。
入口を開けるといきなり男女の入口が別れており、真ん中に受付…すなわち番台スタイルなのである。
おお、いいじゃない!
浴場は期待通りのシンプルさだが、浴槽は横並びに2つあった。
共にかなり深く、入って腰掛けると首まで浸かる感じ。
色は無色透明。
源泉温度が39.2度で、pH9.59のアルカリ性単純温泉を、加温も加水もなしに完全にかけ流している。
微硫化水素臭があり、淡い卵味。
飲泉許可はとってないようだが、美味しくて飲みやすい。
そして肌触りは柔らかく、しっかりとしたニュルスベ感がある。
ぬる湯の上、肌触りがとてもよいため、深めに浸かっていてもいくらでも入っていられる。
これはなんともゴキゲンな湯である。
建物も浴場も湯も、気に入った!
日が落ちると建物に掲げてあるネオンが赤く光るそうだ。
それを目撃することはできなかったけど、想像するだにそそられる情景ではないか![]()
長門湯本温泉 「恩湯」
山口県長門市深川湯本2265
0837-25-4507
入浴料 200円
アルカリ性単純温泉(アルカリ性・低張性・温泉)
39.2度
pH9.59
無色透明
微硫化水素臭あり
淡い卵味あり
しっかりしたニュルスベ感あり
完全かけ流し




