東京都内の最新温泉施設、11/21にオープンしたばかりの国立温泉「湯楽の里」 に29日、行ってきた。
先日再訪した船橋温泉「湯楽の里」 でお馴染み源泉浴槽「上の湯」で若干ながら泡付きが認められ、湯使いが向上しているように感じたと書いた。
今年2月にオープンした昭島温泉「湯楽の里」 の「上の湯」も僅かながら硫化水素臭も感じられ、この手の施設にしては湯使いへのこだわりがあるのが「スパサンフジ」の施設という認識だ。
さて、この国立温泉はどうか。
国立温泉「湯楽の里」
敷地内には温泉施設だけではない。
お、スーパーバリューがあるではないか!
帰りに寄っていこっと。
さて、温泉施設の中は一般的なスーパー銭湯らしく、食事処のほかエステ・マッサージ系サービス、仮眠がとれそうなスペースなどが揃っているが、早足で通り過ぎ浴室へ。
平日の日中だがやはり混んでおり、しかも撮影・携帯電話使用不可とあらゆるところに表示されており、写真は撮れず。
一般的な「湯楽の里」 と同じく、温泉は露天風呂のみで使用。
「上の湯」が源泉かけ流し、「下の湯」が循環ろ過というのも同じ造りだ。
もちろん「上の湯」へ。
盛況だがラッキーなことに湯口のそばのスペースが一人分空いている![]()
淡い黄色でほぼ透明なのだが、成分がしっかり湯に漂っており微妙にささ濁って見える。
ナトリウム-塩化物泉で源泉温度は48.5度。
1800mと深く掘削しており、湧出量は724リットル/分と相当な量だ。
これを冬期のみ加温でかけ流し使用。
なのでこの日はどうだったか。
そして、特筆すべきその1は香り。
おお、明確なアブラ臭!
ぼくの記憶の中では、都内でこれほどのアブラ臭の温泉は今までなかった。
はっきりと灯油のような香りがする。
これは味わいにも微妙な甘味として影響しており、弱塩味もある。
意外な硫化水素臭があったりするのも嬉しい(この湯には無い)が、個人的には意外なアブラ臭はかなりのポイントだ。
特筆すべきその2は泡付き。
これは湯口のそばでじっとしていると次第に付く程度なので、泡まみれには程遠いのだが、それでも湯使いの良さの証明である。
この泡の力がなくてもスベスベ感はわりとあるのもよい。
茶色っぽい湯の花も見られ、いやいや、本格的な泉質の温泉である。
ちなみに「下の湯」では淡黄色で透明となっており、アブラ臭も痕跡程度に薄められてしまっている。
当然泡は付かないが、スベスベ感はキープされていた。
特筆すべきその3は消毒なし。
もちろん「上の湯」に限ってのことだが、消毒なしが特筆すべき点になる時点でどうかとも思いつつ、首都圏にあるこの手の施設だとやはり大きな魅力である。
源泉温度が比較的高く、貯湯をできるだけしないで使うようにしているからだろう。
他の日帰り施設も見習って欲しい。
そんな東京屈指の泉質・湯使いに興奮しているのはぼくぐらいで
、他の人は露天風呂から見えるという富士山を探すのに躍起だった。
もちろんぼくも富士山は見たい。
竹の柵があるとは言え眺望は悪くなく、鉄塔の横に富士山の輪郭が…かすかに見えた。
冬の晴れた日などはくっきり見えることだろう。
ちなみに「下の湯」の方が浴槽も眺望も広々としている。
露天風呂の脇、「上の湯」と逆方向の隅にはなんと「水琴窟 」があった!
近くに寄らないと聞こえないのと、「上の湯」からだとほとんど見えもしないのが残念。
まあ近くに作っても湯口の湧出音とかけ流し音でかき消されてしまうだろうけど。
ここの源泉でこれだけアブラ臭があるということは、コントロールをしている他施設の源泉にもあってしかりかもしれないと想像しつつ、ここは再訪してよい湯だなと思いながら、予定通りスーパーバリューで買い物をして帰宅。
48.5℃


