防弾少年団が「韓米友好」を意味する賞を受賞し、さらにその受賞に出したコメントが、中国で炎上していると知って
世界をまたにかける
って、口で言うのは簡単だけれど、言葉1つ1つの選び方も難しく、特に国際政治、戦争、などが、絶妙に絡んで来る某アジア圏では、なおのこと、ややこしいのだな~と思った、今日この頃です。
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<なぜBTSのコメントは中国で炎上しているのか?>
BTSの発言が現在、中国の一部ネットユーザーから批判されている。
最近、彼らは米国の韓米親善非営利財団「Korea Society」の「ヴァン・フリート賞」を受賞し、動画で受賞コメントを公開した。
(※ジェームズ・ヴァン・フリート将軍は朝鮮戦争時代の米軍司令官で、韓国では「韓国軍の父」とまで、称されている方)
リーダーのRMが
今年は朝鮮戦争70周年で、両国(ourtwonations、韓米を意味)が共に経験した苦難の歴史と、多くの男性、女性の犠牲を永遠に記憶しなければならない。
と語った。このコメントに、一部中国ネットユーザーから「『両国』とは韓国と米国を意味し、朝鮮戦争当時の中国軍人の高貴な犠牲を無視した」との批判が始まり、特に愛国主義志向が強いネットユーザーらは「中国の尊厳を無視した発言」と、拡散がさらに強まった。
実際には、BTSが約2分40秒の受賞コメントの中で、朝鮮戦争について言及したのは、この部分しかなく、主に「分かち合うこと」を強調したものだったが、中国の一部メディアが「両国」を「朝鮮戦争の交戦双方」など、誤訳したことが、さらに状況を悪化させた。
我々から見ると、過剰解釈、または、中国ネットユーザーのとんでもない言いがかり、だと受け取れるかもしれないが、中国では朝鮮戦争への参戦は「米国に対抗し、朝鮮を助けた」という意味の「抗米援朝」と認識されており、このため、BTSの発言が参戦した中国軍人を無視したもの、と認識されたのだ。
これにより問題は深刻化を増していて、現在、中国国内では、BTSがモデルを務めている、サムスン電子、現代自動車、フィラなどの広告が、現地で優先的に削除されているという。
今の中国でSNSや、ネット掲示板などの、ネット社会をリードしているのは「零零后」「九零后」と呼ばれる、2000年代と1990年代の出生者たちで、習近平時代の過度な愛国主義教育を受けた最初の世代でもある。彼らは、強い中華思想に染まっていて、このような部分が盲目的愛国主義を呼んでいるという解釈も出ている。
中国に対し、少しでも抵抗するような意見を見つけた場合、彼らは盲目的な敵対心で「サイバー暴力」を団結して発現すると言われており、自称「中国ARMY」のあるネットユーザーは今回の騒動について
BTSの立場は理解するが、中国ファンとして、BTSの尊敬を受けたい。応えてくれなければ、あなた方は中国ARMYと、中国市場を完全に失うことになる。
と、警告文まで出している(∑(゚Д゚))
<影響力の大きくなったアイドルが政治のターゲットに>
ここ数年、BTSをはじめ、K-POPアイドルグループは文化外交の先兵になっている。BTSは特に「韓仏 友情コンサート」に出演するなど、「韓国の顔」として、世界で活躍している。2018平昌オリンピックの閉会式の祝賀公演でも、やはり中心はK-POPグループだった。このような状況でも分かるように、アイドルを中心とした「韓流」が、今や我が国のシンボルとなっている。
「2020グローバル韓流トレンド」によると、海外韓流コンテンツ消費者が、「韓国」で最も多く思い浮かべるイメージの1位は「K-POP」(18.5%)だった。 次に「韓国料理」、「ドラマ」、「IT産業」、「韓流スター」の順。
中国では、「THAAD」問題勃発の翌年、韓流コンテンツに対する認識調査で、一気に「非好感」が急増、それまでの2倍に上昇したほどだった。やっと最近、徐々にだが中国での韓流が回復傾向にはあるものの、このような政治問題に、常に芸能が振り回されることのないよう、最近は大手事務所を中心に、K-POP制作システムを通じて、現地メンバーだけで構成されたグループの売り出しも活発化している。
現時点で、BTSの所属事務所BigHitエンターテイメントは、今回の騒動に対し、まだ立場を明らかにできていないのが現状だ。コメント1つ、言葉1つの過ちで、また中国愛国主義の狂風に巻き込まれる恐れもあるためだ。実際、どんな大手でも、今は効果的な対策はないだろう。
ある歌謡関係者は
「韓流の地位が高まり、政治関連の否定的な問題に巻き込まれる事案が多くなったと感じる。中国は長期的に見ると、無視できない市場だが、中国ネットユーザーの偏見と誤解が解かれ、成熟した態度と行動を持ってもらえるよう、期待するしかない状況だ。中国の若い世代に対して、解決策も並行して探さなければならない。」
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ま、ネットの炎上は中国だけの問題ではないですが、教育の問題点も。
ただ、人口が圧倒的ですからね、「ネット世代」と言っても、若い世代の人数も他国より多いですから、彼らが団結すれば、拡散力も強く「そうだ!そうだ!」という意見が連鎖していく力も増幅するのかと。
中国アーミーに「中国市場を失うぞ」とまで言われているようですが、元々、アメリカや日本での活動の方が多いグループなので、そこをBigHitがどう判断するか?ですね。
何かコメントを出すのか、このままスルーなのか、そもそも、何も悪いこと言ってないので、謝罪するのも変だしね。
いや、本当に「世界で」活動するのって、大変ですね。売り上げ上昇が期待できるメリットはあるけれど、その分、見ている人(世界中)が多くなる分、デメリットも。
言葉1つで、どこをどう切り取って、非難されるのかも分からない怖さがあると思いました。