【コメント】
6/10の日産スタジアムでの東方神起のコンサートで、ユノ氏が猿マネをしたことが物議を醸していますね。 WOWOWで生放送されてしまっていたので、ファン以外の人たちの目にも触れる結果となり、大騒動に発展してしまったように思います。 私的には一連の流れを見れば、なるべくしてなったと考えています。 MV中の世界地図から日本が消え、チャンミン氏がインタビューで日本での活動は国威宣揚と発言し、そこからのユノ氏の猿マネですから、悪意と受け取られても仕方がないような気がします。 東方神起は通訳なしで日本語でやり取りし、反日的な言動に受け取られないように気を付けていた印象があったので、ここに来て脇を緩めたのかなぁと思ったりしてます。
ユノのジェスチャーは、嬉しくて、楽しくてやったことかと(動物の真似をすることで、みんなが笑ったり楽しんでくれれば良いな、ぐらいの盛り上げる感じ)
ただ、配慮が足らなかったことは確かですね。
防弾少年団が先日のビルボードアワードで、「FAKE LOVE」の歌詞を変えて歌ったことはファンなら知っていることです。これはよく韓国語で騒動となる「ニガ」を配慮してのことでした。「ニガ」は英語で黒人を侮辱する言葉に響きが似ていることから、これまで何度も騒動になっている韓国語です(SNSなどで韓ドルの動画が拡散されると、英語圏の人から必ずと言っていいほど問題視されるフレーズ)
なので、不特定多数の方が見る、しかも「BTS」の存在すら知らない、世界中の人が見る授賞式で
ニガ!
なんて、アジア人が叫ぶと、たまたま見ていた人が不快に感じる可能性は高く、仮にこれが韓国語だと分かっていたとしても、差別用語なので、その「音」の響き自体をテレビから聞きたくない!というアメリカ人も多いでしょう。ただ、ファンの中には「ただの歌詞なのに?(しかも意味も全然違う)」のに、なぜ?と思う人もいました。でも私は不特定多数の人が見る場で、誤解を受けないように、との配慮だったと思い、この変更を評価しています。もし歌っていたとしても、何も問題にならなかったかもしれないし、また、やはりそのまま歌っていたら、今頃は本人たちの意思とは無関係に、「BTS」が英語圏で大炎上していたかもしれないからです。もしそんなことになったら大変だったわけで、最悪のことを想定して、事前に危機回避したのだと思っています。
何でもアゲ足を取る人はいますし、不快に感じる人もいます。「韓国の方は目が涼やか」だと、褒め言葉として目の話をしても、差別だと怒る人もいます(目を横に伸ばすジェスチャーは差別行為)、特に異文化コミュニケーションの際は、見る側、受け取る側がどう感じるか?を考えて行動する必要が常にありますよね。
ユノは日本での活動歴も長いベテランK-POP歌手です、新人なら「勉強不足」で再教育対象ですけど、ユノの日本での芸歴を考えれば今さらな話ですし、配慮が足らなかった、勉強不足、という話だけでは済まされないです。防弾少年団のように「歌詞」ならまだしも、特にわざわざしなくても良かった行為なので、放送されていたということもあり、今回の件ではスポンサーにも迷惑をかけていると思います(ネットで大きく報道されたことで、苦情も来ているかと・・・)
私もK-POPを応援して長いですけど、東方神起(あとヨン様)についてだけは、好意的なイメージを持っている日本人も多いです。ただ、最近はそれすら薄れていく話題ばかりが日本で報道され、とても残念に思っています。最初は彼らも好意的には全く見られていませんでしたが、これまでの努力の積み重ねでここまで来たわけですから、「勿体ないな」と感じています。
普段はK-POPを聴いていても、彼らが「韓国人だから」と思って聴いていないので、こういう騒動が起こると異文化コミュニケーションの難しさをすごく感じます。仮にこれが日本のアイドルだったら?とは思うし(ただの動物モノマネを披露した。で終わっていた話かと)、彼が韓国人だからこそ起こった騒動であり、「日本で活動するK-POPアイドル」として、ファン以外の人も彼らを見ていることに気をつけるべきだし、また、彼らは人を楽しませることを仕事にした「エンターテイナー」なわけですから、ステージに立つ以上、見る側が不快に感じたり、ネガティブな誤解を受ける可能性のある行為や発言については、本人の意向とは無関係に「見る(聴く)側」の立場に立った、細心の注意が必要だと思っています。