現在、韓国で騒動となっているCNBLUEヨンファの大学恩恵合格問題
私は以前から「韓ドルが大学へ行く意味」について、何度か過去記事でも書いて来ましたが、今回のヨンファの件は試験会場にすら現れていないことは問題ですけど、少なからず、学生時代から活躍している芸能人のほとんどが勉強ができておらず(だって練習生生活は本当に大変)大学合格に関し「お誘い」で入学していることは、以前から問題視されて来ました。
しかし、「学生」であり続けることが、何よりも彼らにとって重要であることが、そもそもの根本的な問題なのだと私は思っています。
<恩恵合格問題>
CNBLUEジョン・ヨンファは2016年に慶熙大学一般大学院博士課程に出願したが、正式な面接を受けることなく合格したとして確認されている。ヨンファは博士課程の書類選考と面接評価を受験する必要があったが、面接試験会場に現れず不合格処理された。しかし、その2ヶ月後の追加募集に再び出願し、その際も面接会場には現れなかったが、合格した。この問題に関して、ソウル地方警察庁知能犯罪捜査隊は博士課程に合格させた容疑(業務妨害)で慶熙大学一般大学院のイ教授を被疑者として捜査している。
このニュースを読んで、まず不思議に思うことがあると思います。出願時期が「2016年」だということ(昨年入学しています)これが、現役高校生アイドルなら理解できますが、なぜ、もはやベテラン歌手であり、アラサーのヨンファがわざわざ今更受験生に?と思いますよね。確かに韓国は学歴社会ですが、彼ほど芸能界で成功し、活躍しているのなら、今更「学歴」にこだわる必要もないはずです(よほど勉強が好きなら別ですが(^▽^;))
↓表の2018年入隊予定メンバーにヨンファの名前があります。
※2018年の下から4人目(文字が薄いトコ)

韓ドルが「学生」であり続けることのメリットの1つに、徴兵延期の申請がし易いという理由があります。本来なら、一般男子は大学生時代に休学して入隊し、「除隊済み」であることを就職活動の証明(面接で聞かれる)としています。が、芸能人は逆に、現役学生であることを理由に延期申請をする場合が多いです。
というのも、社会人であることは延期理由にはならず、むしろ「早くしなさい」となってしまい、実際に過去には、仕事(ドラマなど)のスケジュールが決まっていたにも関わらず、いきなり入隊させられたした芸能人もおり、その人たちは全て「延期申請」が通らなかった結果になります。
<芸能人が現役学生であるメリット>
1989年6月生まれのヨンファについて、今回の大学進学の目的には「入隊延期理由」が有力視されている。今年満29歳になるヨンファはいまだに「国防の義務」を果たしていない。彼は昨年あるインタビューで『入隊時期については調整中』とコメントしている。しかし、国内外で継続的かつ活発な芸能活動を続けている彼を見ていると「入隊」とは程遠い存在のようにも見える。兵務庁関係者によると「入隊延期の最大年齢は30歳まで可能であるが、延期理由が条件を満たしていない場合、延期申請は通らない。」としている。延期理由によっても異なるが、89年生まれのヨンファの場合、いつ通知が来てもおかしくない状況であるため、既に海外渡航の際も許可が必要になっている。と語る。これに伴い、今回の大学院入学が「入隊延期申請」を可能にするとして、兵務庁は「28歳で12月31日大学院博士課程に在学、休学中の場合は卒業まで入隊を延期できる可能がある。」としている。しかし今回の騒動により、仮にヨンファの入学が取り消された場合「すぐにでも義務を課たさなければならなくなる」との意見もあり、さらに警察は今後も同様の事例を捜査する方針だとしている。
俳優さんの突然のドラマ降板も困りますが、歌手は更に日本など、海外での公演スケジュールが先々まで決まっているため、海外企業との契約問題上「突然入隊通知(つまり公演中止)」は困ることなのです。それに、芸能人は期限ギリギリの30歳近くまで入隊しないことが暗黙の了解のようにはなっているものの、実際には何度か「入隊通知」は来ているはずで、その延期に対しても、世間から「入隊恩恵」を受けているのではないか?という疑惑が常に持たれています。
大学入学恩恵
入隊延期恩恵
社会服務要員や義務警察になりやすい恩恵
などなど、一般人からすれば、優遇されているように見える芸能人も多く、問題視されて来ました。
なので、最近では今回のヨンファのように本当の大学ではなく、いわゆる「インターネット大学」と呼ばれる、通信制の大学(専門学校?)に在籍しているアイドルが増えています。通学はできないけど、勉強をしたい!(学ぶことは良いことですから)という人から、何らか?の形で「現役学生」であり続ける証明を必要としている人まで、最近では幅広く芸能人たちに人気のようです。
<サイバー大学に関する記事>
グローバルサイバー大学に入学するアイドルが年々増え続けている。多忙な芸能活動の中で、なかなかオフラインでの通学や出席が困難なアイドルスターたちは、最近「サイバー大学」に入ることで芸能活動と学業を両立させているという。実際に多くの現役アイドルたちが、毎年「文化コンテンツ学部放送芸能学科」の新入生となっている。あるアイドルは、オフラインの大学演劇映画学科に入学していたが、芸能活動が多忙なため退学しなければならなくなり、今年グローバルサイバー大学に入学したほどだ。
↓在籍者一部(※2015年までの入学者)

特に、ここ最近は「恩恵合格」に対する世間の目がより厳しくなっていますから、サイバー大学への入学は気が楽なのだと思います(詳しくは分かりませんが、料金さえ払えば、特に卒業とかも無いのかな???)
現在の韓国世論は、前大統領の側近であった、チェ・スンシルの娘が名門大学「梨花女子大」に裏口入学した件が公になって以降、ますます芸能人や、一部の権力者たちへの恩恵に厳しくなっています。前大統領の失策を逆手に、現大統領はこのような格差を無くすことを目標に、若者たちから人気を得ているわけです・・・
が
そもそもの話として、実際の大学にしても、サイバー大学にしても、進学している全ての芸能人が「勉強がしたい!」という気持ちで入学したとは思えないのです。彼らは「スターになりたい!」と、(学歴戦争の)一般学生とは違う道を選んでの「今」なわけですし、国家情勢から、仕方なく在籍している、進学している人(特に男子)も中には多いのではないでしょうか?
韓国に本当の「平和」が訪れれば、徴兵義務は「志願者のみ」になると言われていますから、今回の件でヨンファや他の恩恵入学、徴兵延期をしている芸能人を「ここぞ!」とばかりに責める人がいますが、彼らを責めることは簡単ですけど、根本的な問題はそこでは無く、韓国が今も戦争が終わっていない国であることが、最大の問題だと私は思います。

にほんブログ村