富士山 | 【働く人の味方です】 思いどおりにいかない日でも笑うセイカツ

富士山

富士山に登った。

何年か前まで、山登りには
まったく興味がなかった。
むしろ、
「なんで登るの?後で降りるのに」と
不思議に思うほどであった。

歳をとればとるほど頑固になっていくこともある。
変えたくない、変える必要もない、と思う分野もある。
自分がコツコツと築いてきたものを
さらに大切にし、磨き上げていく必要も感じる。

でも、何かをダイナミックに変えたいと
切望するジャンルも出てきた。
知らなくても、やらなくても生きていけるけれど、
知ったら、やってみたら、
何と豊かなものだったんだろう、と
振りかえることができるものに
めぐり合いたいと思うようにもなってきた。

明日死んでしまう(かもしれない)前に、
富士山の頂上に立っといてよかった。
立ったからと言って人生変わるわけでは
ないけれど、
「ああ、こういうことなのか」と思えた。
自分の身体、特に二本の足だけを頼りに
日本の一番高いところまで登るというのは
悪いことじゃないな、と
なんとなく気づいた2016年の夏なのである。