分子栄養学入門-30、マグネシウムはADHD児の多動性を軽減する
子どものマグネシウム欠乏が見られる頻度は、健常児よりADHD(注意欠陥・多動性障害)がある子どものほうが高いということがわかっています。ある研究では、被験者の95%にマグネシウム欠乏が見られたということです。
アメリカのADHDの子どもの研究では、マグネシウムがとても有効に働いたレポートがあります(Orthomolecular Medicine News Service(OMNS), November 23, 2016および国際オーソモレキュラー医学会ニュース参照)。
1日あたり200mgのマグネシウム補給を6か月間受けた子どものグループでは、補給を受けなかったグループと比較して、「髪におけるマグネシウム含有量の増加、ならびに多動性の有意な減少」が見られたという結果でした。マグネシウムの補給は、子どもの多動性を軽減するのに役立つようであると結論づけられています。
また、子どものADHDを治療するためのマグネシウム療法に関する諸研究では「マグネシウムがADHDの治療に有効であることは、諸研究によって裏づけられているが(中略)その有効性と安全性を示す強力なエビデンスがもっと得られるまで、マグネシウムはADHDの治療には勧められない」と、否定的な意見もあります。
しかし栄養学者アンドリュー・ソウルの娘ヘレン・ソウルは、マグネシウムの有効性、安全性は確立されており、死亡例は1件もないことを強調しています。
また、マグネシウムの過剰摂取で軟便になったとしても、これは一時的なもので、用量を減らし、少量ずつに分けて1日に何度も摂るようにすれば解消します。
マグネシウムの摂取は安全なのです。
一方で、ADHD治療薬は危険です。どのADHD治療薬を服用しているかにもよりますが、明らかな副作用がありますし、長期間飲みつづけるのは避けるべきであるとしています。
子どもには薬剤を与える代わりに、最適な栄養を与えるべきなのです。
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・ADHDの70~80%はナイアシン不足型、20~30%はマグネシウム不足型。
従って、プロテイン+鉄に加え、ナイアシンアミドとMg100で治療を開始する。
Mg100*2~4(分二)でお腹が緩くならなければ、マグネシウム不足型なのでお腹が緩くなる直前まで増量する。
Mg100*2~4(分二)でお腹が緩くなるようなら、ナイアシン不足型なので、マグネシウムは減量、もしくは中止する。
ナイアシンアミドは6歳までは500mg*3(分三)、7歳以上では500mg*6(分三)。
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