「医学は学問ではない」と三石先生に見破られている
「メガビタミン健康法」より
次の引用は、三石先生の言葉です。
人間のからだでいえば、たとえば不整脈がおきたとき「ああ、この人は不整脈をおこしていますよ」というんだったら、客体から情報を取り出すだけですね。(中略)カント流にいえば、いまの医学は学問じゃあありませんから、検査、検査で情報をとり出してすましこんでいるんですね。(中略)客体から情報をとり出すというのは、経験主義の立場なんですね。
ある人の脈拍がおかしくなりました。不整脈がおきていますよ、と医者がいいました。そういうものは経験になるわけですよ。医者でなくたって、それはわれわれにもインプットされますね、経験として。
そういう類いの経験主義では、まったくありません。相対性理論も経験主義ではないし、ニュートン力学も経験主義ではありません。
(三石巌:全業績28『私の哲学』)
三石先生はポーリングのメガビタミンも経験主義だと批判されていました。○○と□□の「相関関係」を検討するのが、現在の医学研究です。いわゆるエビデンスは、学問ではない、とバッサリ切っておられます。
「物理の法則、化学の法則から『因果関係』を明らかにするのが真の学問である」と述べた三石先生は、一般の医師とは全く考え方のパラダイムが違います。内科や精神医学など臨床医学はすべて経験主義で相関関係をみているため、学問ではないのです。
生化学、生理学などの基礎医学は因果関係があるので、学問です。一方、基礎医学の中でも病理学は経験主義なので学問ではない、ということになります。
近藤誠氏の本(『医者に殺されない47の心得』)にもこのように書いてありました。
「顕微鏡で細胞をみて、いい顔をしているから正常細胞、悪い顔をしているからガン細胞、なんて、美人コンテストの審査員と一緒。別の病理医が診たら違う判断になるかもしれないし、その人のその日の気分で違う判断になるかもしれないし」
医学もそうですし、私たちが気軽に使う「健康」という言葉も、経験主義的な一側面で捉えたことだけで語っていることも多々あると思います。
・経験主義のエビデンスは必要ない。
・生化学的に正しい治療=学問に基づく治療。
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