静岡県湖西市に『岡崎剣友会』と言う、少年剣道の道場があり、歴史は凡そ40年前に
誕生しました。一時は県西部では、強い道場と言われておりました。私はこの道場の
指導者とし、長い間お世話していました。一昨年3月に退会させて頂き、当時の子供達、
ご父兄に盛大な送別会をして頂きました。このブログには稽古の模様、試合での風景、
等々剣道に関する記事の投稿をさせて頂いております。
今年に入り、新型コロナの影響を受けて、6月一杯は活動停止でしたが、7月から
再開と言う事で、久しぶりに道場をたずねてみました。
久しぶりに見る子供達は、元気で暑い中、重い防具を付けて、大きい声で元気よく、
頑張って竹刀を振っているのを見て、ほっとしました。
コロナの『緊急事態宣言』が解除され、これらの活動が再開されました。でも長い間の
活動停止で先ずは、子供達の体力の回復、剣道の基本を思い出す事から再開です。
小学生の低学年を中心に、竹刀に見立てた新聞紙を丸めた物を振る事から始め、
左手一本でそれを遠くに、まっすぐに投げる事で基本技を思い起こし、頑張って
汗をかいていました。若い元気な指導者が汗びっしょりで指導していて、
退会した私は安堵しました。
高学年の部は流石、形が良いですねぇ。竹刀を握った手が、ピシッと伸び、奇麗な
面打ちが出来ています。早く防具を付けて、稽古をやりたいなぁ、の声が聞こえます。
昨夜、久しぶりに道場に行ってみました。新しく仲間に入ってきた女の子が、『足捌き』の
基本を教わっています。簡単な様で意外と難しく、この基本の出来ない子は上達が遅い
のです。『送り足・歩み足』と呼ばれる足技を、指導者が熱心に指導しています。
汗びっしょりで頑張っていました。熱心に教わっており、すぐに上達する事でしょう。
先般新聞紙を投げていたチビッコ達も、次のステップです。愈々『袴・剣道着』を身に
付け本格的に基本技を教わるにあたり、自分で『袴・剣道着』の付け方を習っています。
指導者は汗びっしょりになって、指導していますが中々上手く行かない様です。
現在の社会で着物を着る文化は薄れ、子供達にはこれらの着装はとても難しい事です。これには私も指導の手伝いをしました。紐は『縦結びでなく、蝶々結び』と言っても、
彼らには通じません。側にいたおかぁさん方に声を掛けて、まずご自分も覚えて、
一日一度で良いから、脱いだり着たり・・稽古させてとお願いしました。
『面倒や。剣道辞めた』と言わせない様、焦らずに激励してやって下さい、と
おかぁさん教育も』忘れません。
『ほら、見てみ。カッコいいだろう。素振りをやってみよう』と全員に見せ、本人も納得の
模様。教えた事が出来たら褒めてあげる、皆に誇らしく見せて、一歩、一歩、上達・・・
指導者で得た指導法の一つでした。
やがて、基本を終えた高学年、中学生が入り混じって、防具を着装し基本打ちの稽古
です。この防具が重いのです。更に新型コロナ汚染防止の為、大きいマスク(手術室の医師の様な)を付けなければなりません。これで大きい声を出せ! 自分を奮い立たせ、相手を威圧せよと指導されます。このマスクは飛沫感染防止の為の物です。
全剣連では更に透明のシールドとの併用を推奨しています。暑い時期の熱中症にも
十分注意してやらねばなりません。休憩をしっかりとらせ、無理をさせない、換気に気を配ってやる等の配慮が必要です。
『切り返し・面打ち・小手面・・』等が今日の稽古だったみたいです。
私はこの辺りで失礼しました。もう既に子供達も指導者も汗びっしょりです。
無理をしない様に、頑張れ!とのエールを残し、道場を後にしました。
この後、大人たちが来て1時間弱、汗を流すのです。
私にも再開して仲間に入らない?、声を掛けてくれました。でも、先日久しぶりに素振りを
やってみたのですが、少しやったら肩や腰が痛むのです。この年で2年ぶりの再開は
きついので、又応援に来るので・・・と勘弁して貰いました。
素質も無いのに、今までよくやっていた物と、自分でも、家内からも感心されています。
お陰で元気に、会社生活を終え、毎日早朝の散歩を楽しみ、元気に過ごしております。
町の中で、駅で、電車で高校生、社会人に育った当時の剣道少年から『先生、
お元気ですか』と声を掛けてくれたり、そのご父兄から声を掛けてくれたり、
喜んで居ります。」
以前は剣道を習う子供達も多く、道場が賑わったものでした。でも昨今は全体の子供の
数も少なく、サッカー、バレー等人気のスポーツを志望する子供達が多く、剣道の道場は
寂しくなってきました。どこの道場も同じ状況ではないでしょうか。
夫々の道場の指導者の先生方も、色々とご苦労が絶えないと思いますが、
頑張って下さい。






