あなたが呼んだ

 陽炎に
乾いていた思いが 

近くにあると信じて
向かうけど
潤うことはなくて 

君はいなくて
本当はなに
何もない
輪郭だけが
鮮明にあるけど

 触れることが出来ない 

 いつまで乾きをいだくのかな

惨めに陽炎をまた追ってしまうけど

君がいなかったよりましかな

乾きが酷ければ

いつか

潤いも隅々に

行き渡るだろう