1ヶ月ほど前のある日のことです。


何となく流し見していたインスタのリール動画で

中川翔子さんが「卒業式に出られなかった人はいらっしゃいませんか?」と訴えているのを観て

ハッと心が動きました。


“卒業式をもう一度”という企画への呼びかけ。


不登校で、卒業式に出られなかったひと

たくさんいるだろうなぁ…


しょこたん、可愛くて優しいなぁ…

素敵な企画だなー



その時、わたしの心に浮かんだのは

卒業式ではなく、同級生の戴帽式でした。


わたしは高校生のときに不登校になりました。


わたしが行っていた高校は、今はもう全国的になくなってしまった“衛生看護科”という科で

病院実習があり、3年生で試験に受かると卒業と同時に“准看護師”の資格が取れる高校でした。


わたしは勉強はキライだったけど、

看護師という仕事や病院で働くことに憧れてその高校を選び、2年生で実習が始まるのをとても楽しみにしていました。


でも、何のきっかけだったんだろう

学校には行くのに、教室にどうしても入れない。

保健室に通う日が続きました。


身体のいろんなところがすごく具合が悪いのに

病院に行ってもどこも悪くないと言われる。


保健の先生から保健師さんに相談するように言われて、そこから心療内科を紹介されました。


わたし、心の病気なの?


正直その時は全然ピンとこなかった。

でも薬を処方されて、飲むとホッとするような気がしたり、何より病院で先生や看護師さんが優しいことが嬉しかったのをとても覚えてる。



あの頃は、学校と家が世界のすべてでした。


家では絶賛反抗期中!

我ながらひどい反抗期だった〜

親はわたしの気持ちを全くわかってくれないと

完全に心を閉ざしていました。


学校にも家にも居場所を感じられなくて

心がどんどん荒れていった。

ヤンキー世代だったからね

タバコも吸ったし、友達の家に泊まって帰らなかった時期もあって、親とはどんどん険悪になる。


道を外れていくことが、こわかったけど止まらなかった。

本当は誰より真面目だったと思う。

自分のなかの乖離が苦しくてたまらなかった。



「不登校」なんて言葉、当時はほとんど聞いたことがなかった。


今思えば、HSPで過敏だったわたしは

それまでの学校生活もすごくしんどかったのだけど、当時は「神経質な子」としか言われなかった。

わたしがダメなんだと思ってた。



自◯未遂を繰り返して、心療内科に入院したり

それでも何とか病院実習には出たくて必死に学校に行ったりしていたけれど

担任の先生から「単位が危ない」と言われる状態になりました。


あの頃しょっちゅうお腹が痛くて

病院でも何度も訴えて、胃カメラ何度もやって

異常ありませんと言われていたのだけど

あるとき婦人科で検査を受けたら、卵巣腫瘍が大きくて、すぐに手術と言われた。


忘れられないのは、検査のときに先生が

レントゲン写真?を見て「これは歯です」と言ったこと。

卵巣のなかに歯が入ってる?

それも腫瘍の一種で、卵巣が勝手に身体の一部を作ってしまうことがあるのだと説明されたけど

17歳のわたしは、とてもとてもこわかった。


母が泣きながら医者に「手術したらこの子は将来子供が産めなくなるんですか?!」と聞いたときのことは、映像で残ってる。



手術が終わったときには、高校の単位も落としていて、何だか人生が終わったようで呆然としていた記憶。



留年したけれど、ひとつ下のクラスに馴染めず

休学をして、同級生が卒業の年に

わたしは通信制の高校に転入をしました。



看護科に入ったとき、憧れは戴帽式だった。

幻想的なろうそくの灯のなか、ナースキャップをもらえる戴帽式。


同級生の戴帽式に、父兄席で参加させてもらいました。


みんながナースキャップをかぶる姿を見て

すごく嬉しくて、すごく悲しくて

すごくすごく泣きました。



「卒業式に出られなかった人はいらっしゃいませんか?」


その言葉を聞いたとき、わたしのなかにまだ

その時のせつなさが残っていることに気がついて

そのままの勢いで、その企画に応募していました。


憧れたナース姿

でもね、受かると思わないでしょ

まあすっかり忘れていた頃に

なんと当選のメールが届いてびっくり!

しかもすごい倍率だったようです。


「10代20代の参加が多く、同世代は少ないことご容赦ください」と書いてあるのを見て

そりゃそうだよねえ!!

校長先生(しょこたん)よりだいぶ年上!笑


メディアが入る可能性もあるとのこと


わたしは自分の過去をこのブログでは何も隠していないけど、さすがにドキドキ

大丈夫かな?とも一瞬思ったけれど

こんな経験、そうそう出来るもんじゃない!



そんなわけで“卒業式をもう一度”プロジェクトへの参加が決まり

3月に2回のオンライン授業、そして3月の終わりに東京で卒業式に出席してきます!!



どんなクラスメイトが出来るのかな?


楽しみでたまりません。



10代のあの頃は、世界の終わりみたいに感じていたけれど

全然終わってなかったよ!今は広い世界を心から楽しんでいます。


外れてしまったと思った道は、無限にあった!


あの頃の経験は今、宝でしかない。


「生きていてよかった」って、

あれから何万回呟いたかわからない。


この年齢になっても新しいチャレンジ、ほぼ毎年してるね(笑)



今度の日曜日がいよいよ

キックオフミーティングです!!



今回の企画に参加する、貴重な体験

わたしのリアルな気持ちをこのブログで残していきます。(主催の方に了承頂きました)


見守ってね〜!



そしてもし、誰かひとりにでも「大丈夫」が伝わったら、とても嬉しいと思うのでした。