久しぶりに部屋の窓を開けた。


ベランダの外の夏椿が、

いつの間にか緑の葉を広げていて

景色は見えにくくなってしまうのだけど、

なんだかとてもわくわくする。


ここ3階だよ?大きいなぁ!


自分の家に、毎晩帰っているけど

ほんとに寝るだけになっていて

カーテンを開けることもない日が続いたり

散らかす暇もないのに、なんとなく部屋のなかが乱雑になったり

洗濯物も、室内干しがきらいなのに

ずいぶん外に干せてない。



いやぁ、わたし

忙しく余裕のない日々だったなぁー!



やっと、やっと

まわりを見回す心の余裕が出てきたんだと感じます。



先々週、カフェフォルテでは2回目の

母のラーメン「来々軒」をやったのだけど

おかげさまで大勢のお客さまにお越しいただいて、てんやわんやの4日間でした。


嬉しかったのは、コウさんが店に立っていたこと。


前回、2月の来々軒のとき、コウさんはまだ入院してた。

退院出来るかもしれないと言われて、

ラーメンに間に合うといいなぁ

食べたいなぁって心待ちにしていたのに

その直前に検査結果が悪くなってしまって、入院が延びて。


今回ははりきって、ラーメン屋さんになったコウさん。



いやまだほんとは全然

働いたりして良い状態じゃないんだけどね。


「大丈夫?」と何度も声をかけてたら


「やりたいことやって、多少寿命が縮んだとしても、そのほうがいいよ」と。



ああほんとにそうだな、と思いました。



やりたいことやって生きたいよね。



わたしも、忙しくてしんどいときもあったけど

それがやりたいことだったのよね。


時間も心も余裕をなくすくらいにしないと、

耐えられないつらさだったから始めた。


めまぐるしく忙しいわりには、

収入なんて激減して。

飲食店ってなんて大変で稼げないのー!←週4ランチしかやってないせい(笑)


でも、フォルテが生き返って

たくさんのひとと出会えて

すごく楽しくて。



よくお客さまに

「なんて声をかけていいかわからなかったけど、来てみたら笑顔で楽しそうでほっとしました」と言ってもらいました。



そうなんです。


おかげさまでわたし、

ほんとうに楽しくやらせてもらってきました。


母もね。



コウさんが退院してきてからは

さらにすごく肩の荷がおりて

慣れてきたこともあって、どんどん楽になっていく。


よかった。

春がきたこのタイミングで次の展開に進める。



長かった冬が、いつの間にか明けていた。


いつでもひとは、

幸せにも不幸にもなれる。


状況じゃない。気持ちです。


コウさんの病気を通して、

わたしもすごい経験をさせてもらってる。



コウさんもわたしも、

今回、悲しい思いも怖い思いも沢山したけど

いちども「不幸」にはなっていません。


苦しい思いや痛い思いも散々したコウさんが

そう在ることが出来ているのは本当にすごいこと。


コウさんは強いですねってよく言われてて、

本人も「ただ強いんじゃない。べらぼうに強いんだ」なんて言っちゃってますが(笑)


うーん?(笑)




人間の、弱さも強さも、両方いとおしい。




キラキラした見た目

耳障りの良い言葉

ポジティブ

常識や正しさ

そんなものにはかけらも執着はない。


今日もわたしは、

自分にとっての最良を選びたい。




さあ、午後から仕込みだー!!