わたしの実家は、田んぼのなかに
ポツンと建っています。
前も書いたことあったかな。
子供のころ、近所に友達がいなくて
とってもさみしかった。
わたしが小2のときに家を建てて、
引っ越しと転校をしたのだけれど
それまで団地で賑やかに育ったわたしは
突然の「ポツン」が衝撃的で。
夜の、ほんとうの暗闇と静けさ。
学校帰りに友達とバイバイしてから
ひとりぼっちで歩く道の遠さ。
冬には、地域の子供たちで
"火の用心"があるのだけど
その帰り道なんて寒くて真っ暗で。
うちに帰るとき、ひとりで渡る橋があって
「あの川はお化けが出るんだぞ」
って友だちに言われて
こわくてこわくて、息をとめて走って渡った。
でもね、子供のころはさみしくて
時々泣いて親に抗議した、あの環境が
今のわたしの原点だなぁと
最近よく思うのです。
ひとりで歩く、学校からの帰り道
田んぼの土手や川原にしゃがみこんで
植物や虫や魚や石と、あそんでた。
わたしが時々ブログにも書く
「子供の頃、植物は友達で
植物としゃべるような変な子だった」
っていうのはまさにここからね![]()
そして、ひとりぼっちだから
想像力(妄想力、というほうがしっくり)が
どんどんついていった。
暑い日、この田んぼ一面が
アイスクリームだったらどうしよう!って
ひとりでニヤニヤワクワクしたり
あの川の向こうは、もしかしたら
違う世界に通じてるんじゃないかとか
学校でいやなことがあると、
植物や虫や魚や石が励ましてくれて
いやなアイツから守ってくれるとか
(石が飛んでってゴツンてしたりね笑)
妄想は、楽しい。
いくらでもひとりで楽しくなれた(笑)
そして家にいても、
音や人目を気にすることがないから
大声で歌ったし、笑ったし、
泣いたし、ケンカもしたし
感情はいつでも大爆発![]()
カーテンも閉める必要がないから、
いつでも窓の外には大空があった。
(なにせ田んぼなので遮るものがない!)
(下着だって堂々と干しちゃうよ!)
風も吹きっさらしだから凄いのよ。
風が強いときの音は轟音!
カエルの大合唱も騒音レベル!(笑)
田んぼを「自然」と言うかは微妙だけど(笑)
家の隣のせぎ(農業用水路)には
ホタルもドジョウもカエルも
トンボもチョウチョもたくさんいたし
庭にはいろんな鳥がやってきたし
キツネも毎日あたりまえに見かけてた。
友達が近くにいないのはさみしかったけど、
ひとりで過ごしたあの時間が
わたしの感性を育ててくれた。
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